
東静高速鉄道で進められている『夜行特急』計画で、専用に使用される寝台特急車両が試験用に1編成ロールアウトした。
その概観は、国鉄及びJR東日本・JR西日本で活躍した寝台特急電車『583系』を模したもので、車体はアルミ合金製で、その上に塗装を施している。
駆動方式はWN駆動、制御装置はIGBT-VVVFインバータ、動力車及び付随車の構成は4M3T。
4号車は座席専用、前3両と後ろ3両はそれぞれ転換作業を行うことで寝台となる。
いずれも開放型B寝台だが、1〜3号車はリネン(シーツなど)のセットを行わず、ただ寝転ぶだけのもので、指定席扱いの『ゴロンと座席』とし、5〜7号車はリネンのセットを実施し、文字通り寝台車両となる。
計画では、(京神急行電鉄)京神品川〜(都名電鉄)新京都を結ぶ計画の列車で、浜松で東静高速鉄道線と都名電鉄線の線路がつながった後に定期列車としての運転とする予定で、計画上では最終的に7編成ほどの製造を予定している。

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