6月の終わりから8月は、エアコンのトラブルでサービス依頼が多い時期です
以前紹介した高圧カットは夏場に多いトラブルですが、水漏れというのも多いトラブルです
おもな原因はいくつかあるのですが、おもなものを
@ドレン詰まり
経年劣化で排水管(ドレンといいます)が詰まって、排水できずに室内機側にあふれ出てしまうパターン
対処としては、排水管にエアを吹くか、吸い込んで詰まりをとります
これは事前に対処しづらいのですが、兆候としては外に流れ出ている水の量が少なくなります
Aドレンパンの割れ
経年劣化でドレンパンが割れてしまうパターン
部品を交換することになります
Bフィルターの詰まり
フィルターの詰まりで水漏れ?と思いますが、これが意外に多いパターン
フィルターが詰まって、空気のとおりが悪くなり、想定外の箇所で結露が起こり、水漏れが起こります
これは日頃の清掃で十分防げるトラブル。業者(当社も含め)を呼ぶと当然費用がかかりますので、日常のお手入れで避けたいところですね
C配管の結露
空気を冷やすためのエアコンですから、当然配管内は冷たい冷媒がながれています。これが空気と触れると、配管の表面が結露して水漏れにつながります。
経年劣化で保温が劣化したり、破れたりしても結露が起こります
これがここ近年増えているパターンでは、温暖化で日本が亜熱帯化しているのか、保温厚が不足してしまうケース
計算上は足りてるはずだけど・・・というケースでも空気がよどんでいる箇所なんかでは結露が起こりやすくなります
エアコンは、建物についているように見えるので、ふだんは空気のような存在ですが、トラブル前にはなにかしらの兆候がでます
日常のお手入れでかなり防げることは多いですが、プロが見るとまたちがった視点で見ることができます
シーズンオフやシーズン入り前には、点検をされると、快適に使っていただけるようになります
つぶくん
http://www.tsubuku.co.jp

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