(天ちゃんマーくん合同企画!)
仮母はあの瞬間の天ちゃんの表情が忘れられません・・・
先週の金曜日の夜、あんなさんがシャンプーとか検診などを済ませて、マーくんを連れて来て下さいました。

その後仮母は、ゴジャゴジャと落ち着きの無いマーくんを抱っこして玄関を入ったのです。
それを丁度第3アウスピッツから見ていた天ちゃん・・・
最初は仮母の姿だけを認めたのでしょう、ニコニコ満面の笑顔でした。

しかしその次の瞬間、マーくんの姿が目に入った途端・・・天ちゃんの表情に「 失望 」とか「 落胆 」、「 怒り 」の色が浮かび上がったのです。
もうその顕著なまでの表情の変化・・・
今まで撮影した中で、同じ場所で全然表情が違う物を並べてみましたが、まさにこんな感じでした。
本犬的には真剣なのでしょうから笑ってはいけないのですが、何かコントとか漫画の2コマを見ているようでした。
「 仮母さ〜ん?

お客さんだったの?」

「 誰それ?

また新しい子連れて来たの?ひどい・・・ 」
セリフはさしずめこんな所でしょうか・・・
それからマーくんの様子を観察するに、またもやほとんど躾が入っていない事が分り、一所懸命入れようとするのですが・・・これがまた困難を極め・・・またもや天ちゃんのピィピィピィ・・・プオ〜ンが始まってしまったのです。
そして運が悪いことにマーくんの方も今までひとりっ子で可愛がられていたのに何?と思うのでしょうか?
今まで大人しかったのに、他の子を抱っこしたり褒めると、急に火が付いた様に吠え始めるのです。

そして一番困る事には、仮母が天ちゃんにトイレをさせて褒めるのが気に入らなくて、強烈に吠えるのです。
でも洋犬って、何故あんなに即座にオーナーチェンジが出来るのか不思議ですよね?
まあ譲渡にはとても都合がいいのですがね・・・
どこかの誰かさんみたいでなくて・・・

マーくんは今お隣の家に近い場所にいるので、吠えられると困るんですよね・・・それで急いで止めに行くのですが、天ちゃんはそれがまた気に入らない・・・
もう卒業なのだし最後は友好的に分かれたいと思い、仮母はついにアレを使うことにしたのです。
バーク・コントロール・ナノ・・・

本来ならそんなもの使わないで、きちんと他の対処法を探してあげればいいのでしょうが、天ちゃんの卒業を控えてそんな事も言っていられなかったのです。
体重が5キロのマーくんにはナノでちょうどいいと思い、興味本位で買ったナノを付けて見ました。
最初は何度か痛い思いをしなくてはならないけどごめんね・・・だってマーくん声が大きいんだもの・・・そう思いながら付けました。
すると・・・驚いた事にどうもマーくんはバークを知っていた様で、つけた瞬間喉に当たる感触で分ったのか、吠えるのをピタッと止めてしまったのです。
2〜3日気をつけて見ていますが、一度だけ家の外で他の犬が吠えたのに呼応したのですが、それも確かめるように小さな小さな吠え方で、2秒の吠えを2回しただけで止めてしまいました。
ああ〜やっぱりねぇ〜
勝手知ったるバークコントロールって訳ね?
あんなに凄かったヤキモチ吠えも今では
全くなくなり、とても楽になりました。
その吠え方はまるでビーグル犬で、心臓がドキッとするような鋭い吠え方なのです。
分っているのに吠えられるとドキッとしてしまうのです。

心臓が悪い仮母には辛いのですわ・・・
え?誰?心臓に毛が生えてるんじゃないのって言った人?
天ちゃんはと言えば・・・マーくんのあまりの躾の入らなさ加減に、キレ

そうな仮母を見て安心したのでしょうか?
全然鼻を鳴らすこともなくなってしまいました。
天ちゃんは・・・玄関先で仮母とマーくんが「 だから!飛び出したらダ〜メ〜だって言ってるでしょ?死にたいの? 」とやり取りをしているのを、第3アウスピッツからじっと見ています。
その荒げた語気に「 勝った!」と思ったのでしょうか?
何はともあれ、天ちゃんがご機嫌麗しくしていてくれればそれでいいのです。
もうその笑顔を見ることも無くなるかも知れないのですからね・・・
マーくんはそれからゆっくり・・・
マーくん、アラフォーなんだから
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