あれは・・・あの忌まわしい事件は、ちょうど今から1ヶ月前の12月29日の出来事です。
明日には空ちゃん( 当時ユリアちゃん )が横浜に旅立つ事になっており、慌しく準備をしていました。
月丸あにぃは小さい頃からかなり性格がキツかったのですが、さらに・・・古いタイプの和犬によくありがちな
5〜6歳過ぎた頃から他の犬を受け入れなくなる タイプだったらしくて、ついに女の子の虹ちゃんにも怪我を負わせるようになりました。
大人しいほっしーなんて、小さい頃からずっと一緒だったにも関わらず咬まれた事数知れず、風太ももちろん被害者でした。
咬まれた理由も食べ物がらみならまだ分かるのですが、怒られて機嫌が悪いところにたまたま横を通りすがったとか・・・寝ている横を通ったとか・・・まるでヤクザでしょ?
そしてそれが最近さらに酷くなって来たのです。
あ〜ついに来た来た〜!

じゃあ危ないから隔離しておこうかしらね?
そう思い、第3アウスピッツに隔離することにしました。
どうも以前からおかしい?変だわ?と思う事が・・・それは新しい預かり犬が来るとその子の目の前に大きな水溜りを作ったり、出発前夜にオトシマエを付けに来ると言うことです。
最初は単に偶然かとも思ったのですが、回を重ねる毎に確信に近いものになって行きました。
嫌がらせチッコは今に始まった事ではないのですが、最近では最後の最後に1発やってやろうかい

的な思惑を感じるのです。
そんなこともあり、その日も月丸あにぃは第3アウスピッツに隔離していたのですが、何故かある時ふと気が付くと空ちゃんのサークルの前に居るではありませんかっ!?
え?高さ80センチのペットゲートをわざわざ越してきたの?
第3アウスピッツには、ドアの内側に逃走防止のペットゲートが設置してあります。
いつもはそんな事すれば怒られるのが分かっているので、絶対に出て来ないのですが・・・
この日は勝負に出たのでしょうか?
当時空ちゃんのサークルの前にはさらに月丸ガードという衝立が置いてあったのですが、焦る仮母を尻目にその衝立をむんずと前足で跳ね除け・・・
あっ!?危ないっ!!!! 
そこには何と運が悪い事に、月丸あにぃの怖さも何も知らない空ちゃんの白くて小さな前足が・・・サークルの柵の隙間から差し出されていたのです。
「 白いおじちゃん、こんにちは〜

一緒に遊びましょ?」とでも思ったのでしょうか?
とっさに仮母の頭の中には「 明日お届けなのに怪我なんかさせるわけにいかない!」という思いがよぎりました。
そう思うと同時に体が動いて・・・月丸あにぃのハーネスをむんずと掴んで引き戻したところ・・・
ガブッ!!!!
うっ。。。。。うそっ。。。。。
つづく
仮母の運命やいかに!?
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