翼くんはこれまで一般家庭で飼育されていました。
箱入り息子よろしく、とても大切に可愛がられて育てられていました。

これだけの毛量でありながら、毛玉の一つもありませんでした。
じゃあどうして手放されたのって・・・?
それはね、大切に育てられていたその場所が悪かったんですね〜
翼くんが育てられていたのは・・・
ペット飼育禁止のマンションだったんです。
恐らくショップで見て、あまりの可愛らしさにウインドウに釘付けになり、それを目ざとく見付けた店員さん・・・
「抱っこしてみますか〜?」という店員さんの甘い誘いにのせられ・・・
つい・・・
今でこれほど可愛いんですから、仔犬の頃なんて1回抱っこしゃちゃったら終わりですよ・・・
魂抜かれちゃいますよね〜?
うちのマンションはペット飼育禁止だけど・・・そんな事分かっているけど・・・でも黙って飼えばきっとバレないわ・・・恐らくそんな甘い考えで、大枚叩いて連れて帰ったのでしょう。
ところが世の中はそんなに甘くはなくて・・・何せポメラニアンですから吠えるんです。
ピュンピュン、ピュンピュン何かにつけてよく吠えます。
今でこそ用がある時しか吠えませんが、しろいぬの里に来たばかりの頃は、夜中だろうがなんだろうがひたすら吠えていました。
それで、付いたあだ名が
ピュンピュン丸というくらいですから・・・
それでマンションの近隣住人から苦情が来て、すんたもんだ揉めた挙句に里親さま探しと相成った訳です。
確かにね・・・ペット禁マンションなんですから、犬が嫌いな人や吠え声をうるさいと思う人が多いですよ。
そこに勝手に飼われたんじゃ堪ったものじゃありませんよね。
以前に公園のベンチに座っていると、女性が寄ってきて「 私はそこのペット禁止のマンションに住んでいるんだけどね、内緒で飼ってる人が多くて困るの・・・私犬や猫が嫌いな訳じゃないんだけど段々憎らしくなってくるのよね・・・

」とおっしゃっていました。
犬や猫は確かに可愛いですが、やはり飼育するにはそれなりの準備というものが必要です。
住環境は整っていますか?終生飼育をするだけの十分な資金はありますか?自分に何かあった時に代わりに面倒を見てくれる人はいますか?
生きている命を預かるのです。

ぬいぐるみではありません、ご飯も食べます、病気にもなります。
行き当たりばったりではなく、その子を最期まで看取ることが出来る覚悟がなければ、安易に動物など飼い始めてはいけませんよ・・・
とかなんとか言っちゃって〜
翼くんにすっかり魂を抜かれた仮母は・・・
自分がもうこれ以上飼えないのが分かっているのに・・・
白い犬こそがこの世の美の極致!とか言ってるくせに・・・
翼くんを抱っこして揺すっては「 ねえ?翼たん?翼たんはしろいぬの里の子になりましゅか?」
「白くなくてもいいんでしゅよね〜

」
とかほざいているらしいですよっ!
しかもついこの間まで、「 小型犬ってやっぱりもの足りないわね〜ホワイトジャーマンシェパード飼ったら引退しよう!」なんて戯けた事も言っていたらしいです!
まあそれほどに翼くんが可愛いということであります!
人の魂を抜いてしまう、いけない小悪魔なんですよ〜

皆さまもお気を付けあそばせ〜
今日からポメラニアンカテゴリーで
お世話になりますよ〜のわんクリック!
にほんブログ村