もろもろの業務が忙しくてブログサボりまくりました。
はい、すみません!
さて、本日の引き取りは茨城県動物指導センターからです。
本来ならば2匹引き取る予定でしたが、1匹は飼い主さんが分っていて、現在連絡待ちなのだそうです。
よかったわね〜

と言いたいところですが、これがちと違います。
その話を聞いたのは随分前なのに、今日引き取りに行ったらその子はまだ居ました。
飼い主さんと未だに連絡が取れないそうです。
しかも具合が悪そうで、食事にも口を付けていませんでした。
職員さんが気を利かせて下さったのでしょうか?ドライフードに、おいしそうなウエットフードかトッピングしてあったのに・・・
仮母が檻の外からジ〜ッと見ていても、目を開ける事もなく体を小さく固く丸めていました。
ただただ「頑張って、生きてここから出て行きなさいね・・・」と口の中でもごもご言う事しか出来ませんでした。
センターって・・・
犬にとっては地獄のようなところなんですよ。
想像出来ない方、一度見学に行かれたらいいと思います。
よく犬を放棄した飼い主には「罰としてセンターに持ち込ませなさい」と言うボランティアさんがいますが、仮母は決してそんなこと思いません。
それは人間に対する罰で、そもそも平気で犬を棄てる馬飼い主がそんなことくらいで反省なんてするわけありませんよ。
そんな「タテマエ」でセンターに収容された日には、犬の方が可愛そうです。
センターなんてどんな恐ろしい感染症を患った犬が収容されてくるか分りません。
そんな犬と一緒に収容されたら、体の小さな子なんてひとたまりもありませんから、どうにかその前に助けてあげたいんです。
あ〜こほん!お話が逸れてしまいましたが・・・
そんなことで、本日の引き取りはシーズーくん1匹です。
綺麗にトリミングされて、元気いっぱい歩いているその後姿を見て唖然!
オシリの回りに大きなオデキがありました。
肛門周囲腺腫でしょうか?
こういうのって、去勢していなと出来易いんですよね・・・
センターの獣医師さん曰く「病気になると連れて来る飼い主さん多いんですよね〜」だそうです。
せめて最後に綺麗にトリミングしてあげよう〜とでも思ったんでしょうかね?
優しさを示すところが違う気がしますが・・・
パッチリおめめのイケメンシーズーくんです。
年齢は推定5歳以上〜はいっていそう、とのことでした。
体重は5キロ〜でしょうか?
医療措置で本館に長居しそうですから、お名前は鉄平くんにしちゃいましょう。
色々と取るもの取って、すっきりとね・・・
さあ、帰りましょう〜とセブンイレブンに寄ったちょうどその時、ナイスなタイミングで携帯が鳴りました。
知らない番号でしたが出てみると、某市役所の介護支援課の方からでした。
○○市役所の介護支援課?
なになに?仮母に介護が必要って???
何故そんな課から電話が掛かってくるのか訳が分らないまま、携帯から聞こえて来る声に耳を済ませました。
程なくして仮母は
ええっ! と大声を張り上げてしまいました。
聞くところによれば、「介護支援に入ったお年寄りの家に、首から血を流した犬が居るので、しろいぬの里さんで助けてくれませんか?」というものでした。
首から血を流してるんですかぁ!?
いったいどうしたんですかぁ!?
もう、引っくり返りそうな内容にまたまた大声になる仮母・・・
さらに詳しい内容を聞けば聞くほど「はあ〜?」とか「ひぃえ〜!」とか、驚嘆の声しか出て来ませんでした。
とにかく、一刻も早くその犬を・・・首から血を流している犬をどうにかしなくちゃ!
そう思い、小雨ぱらつく北関東自動車道をひた走ったのでした・・・
つづく
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