パピコちゃんは福島の保健所から、ふぐすま1号さんに連れられてやって来ました。
しかも随分前です。(笑)
外見もこんなに可愛いし性格も大人しくて花丸二重丸で、さぞや早く出て行くだろうと思っていたんですけど、実際には結構掛かってしまいました。
と言うのも2週間の検疫期間が終了して、さあこれから医療措置〜という時に病気になってしまったからです。
あまり詳しくは書けないんですけどね・・・今考えてみると、どうもやはり
この子がね・・・
パピコちゃんは福島保健所から出て来てこの時点ですでに2週間経過していましたから、もし病気感染したとしたら千葉でですよ。
症状もまるっきり同じでしたし・・・どう考えても潜伏期間の計算が合わないんです。
この子たち、ずっとワクチン打っていなかったんでしょうかね?
例え2年前に打ったとしても効くのに・・・
成犬でもワクチンを打っていなければ、簡単に感染しますよ。
で、そこからさらに2週間の隔離生活を強いられることになりました。
そしてやっとのことで不妊手術を受ける段になり、いざ病院に行くと何故か予約が勝手にキャンセルされており・・・
担当獣医師さんは「留守電に入れた」っておっしゃるんですけどね・・・
で、予約を取り直したんですけど、これがまたえらい先でね・・・
はぁ〜確かにこの病院自体には昔からお世話になっているし、ボランティア価格でやって頂いてるし、文句言えた義理じゃないんですけどね・・・
これ以上待っていられなかったので、思わずキャンセルして他の病院で手術して頂きました。
そんなサナトリウム生活が長く続いた薄幸の美少女ですが、これまでの不幸を払拭するが如き怒涛の幸せがまい込んで来ました。
募集を掛けるなり数時間で、いきなり大本命からのご応募!
願ってもないような素晴らしい条件の方でした。
・お留守番なし
・仮母が希望した「大人だけの静かな環境」
・お住まいが近い
普段お家にいらっしゃるママさんだったので、数日後にお見合い、その場でトライアルご希望、市川市内だったのでその日のうちにトライアルのお届け、数日後には早々と正式譲渡のご希望・・・
不妊手術の抜糸も済んでいなかったのですが、頃合いを見計らって仮母が病院に連れて行きました。
ついでに狂犬病の予防接種+フィラリア予防薬購入+市役所に畜犬登録の代行までして差し上げました。
もう・・・出血大サービスです!
いえいえ、普通はここまでしませんよ。
Mさまが腰を痛められたそうなので、代行させて頂いたんです。
里親のMさまはとても恐縮していらっしゃいましたが、仮母は心の中でこんな風に思っていたんです。
「パピコちゃんはこんなに譲渡に時間の掛かる子じゃなかったはずなのに、病気になったばっかりにこんなに遅くなっちゃって、だからせめて手続きを早く終わらせてあげて帳尻を合わせよう・・・」と。
だって・・・
アンケートが来てからお見合いまで普通1週間。
通常1週間後にトライアルのお届け。
1週間後に正式譲渡のご希望。
1〜2週間後に会に正式譲渡の関係書類が届く。
ほぼ完了するまでに1ヶ月要するわけですよ。
それが全て1週間で終わって、仮母的には責任を果たした充実感を感じているんです。
そんなわけで全て完了まで大体2ヵ月弱ですよ・・・
悪くない数字ですよね?
Mさまは、これまで朝な夕な里親募集サイトをご覧になっていたそうです。

そこでパピコちゃんに一目惚れされたのだそうで、もう少し手術が遅れていたら別の子にお申し込みをされていたかも知れません。
Mさまも「この子はうちに来る運命だったんです。」とおっしゃって下さいましたし、抜糸の時もとても愛しそうにされていました。
病院から帰ってきたパピコちゃんに「パピ、お帰り〜

」と優しく声を掛けられて「お兄ちゃんが、パピはどこに行ったの?って心配してたわよ。」とも・・・
むふっ・・・
預かり犬のトライアル後の姿ってそうそう見られるものじゃないんですけど、いいですね?こういうのって・・・
とても幸せな気分になりました。
色々あって大変だったけど、全てはM家に行く為だったと・・・そう思うことにしましょう。
終わりよければ全て良し!・・・ね?
お世話をして下さった福島保健所の皆さま、遠路はるばる連れて来て下さったふぐすま1号さま、お世話になった提携病院の皆さま、ご寄付を下さった皆さま、ご支援をして下さった皆さま、アフィリエイトにご協力下さった皆さま、そして応援して下さった全ての皆さまに感謝致します。
最後にMさま、パピコちゃん改めパピちゃんをお迎え下さって本当に有難うございました。
また美味しいお菓子とご寄付も有難うございました。
どうか末永くよろしくお願い致します。
パピちゃん今までの分も幸せにね〜
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