緊急ニュースを申し上げます。

白犬通信社によりますと、今日午後18:00頃シロイヌ郡に大規模な空爆があった模様です。
ただ今の時間、「淡雪の恋」を変更して現地からの模様をお伝え致します。
現地の白井さ〜ん!
はい、こんばんは〜戦場〜ボランティアの〜白井〜1子です。
今・・・わたしは・・・戦禍の傷跡甚だしい、シロイヌ郡トイトレ村に来ています。
数時間前砲爆があったとの連絡を受け、現地に赴いて来ました。
これは酷い・・・見渡す限りの瓦礫の山です。
ああっ・・・壁に大きな穴が開いていますね。
大規模な砲爆があったのでしょう。
まさに傷跡と言う言葉が似つかわしい、悲惨な光景です。
あたり一面に飛び散った・・・これは、コンクリートの破片でしょうか?
まるでトイレットペーパーのような心もとなさです。
先日のスピッツ派のマシロ軍による砲撃の、数倍の破壊力と思われます。
小さいながらも鋭い破壊力を持つ、最新鋭のポメラニアン砲でしょうか?
これは〜復興にはかなりの時間と資金を要するものと思われます。
あ・・・瓦礫の山の中にひとりの少年が佇んでいます。
こんな危険な場所で、いったい何をしているのでしょうか?

声を掛けてみましょう・・・
「ボク?ここで何をしているの?
随分酷いありさまだけど何が起こったの?」
やはり砲撃があった模様です。
軍の当局筋に拠れば戦闘機は確認出来なかったとのことでしたが、地上からの砲撃だったのでしょうか?

しかし・・・少年が無事だったことが、不幸中の幸いでした。
少年はけなげにも家族のために片付けをしているのだと、
悪ガキ丸出しうそ偽りのないまっすぐな瞳

でこちらを見つめ返してくれました。
何か文句があるんでちか?この村は自分が守る!との強い思いを秘めているかのようでした。

彼らにとってはこういった光景が日常茶飯事なのでしょうか・・・
取り乱すことなく淡々と体を動かしていたのが、非常に印象的でした。
1日も早く平和な日常が訪れることを願っています。
以上戦場ボランティア、白井1子でした。
はい白井さん、どうも有り難うございました。
いやぁ〜それにしても酷い有様です。
日本で暮らしていると、平和であることが当たり前のように思ってしまいますが、世界の片隅には未だ命をも脅かす状況下に、身を置かなければならない子供たちがたくさん居ます。
我々はこのことを決して忘れることなく、常に心に留めて置かなければならないのではないでしょうか?
少年の村が1日も早く復興
しますように〜のわんクリックを!
にほんブログ村