先日ちょっと用があったので、スザンヌちゃんの里親さまであるスーパパさまにお目に掛かって来ました。
スーパパさまがおいでになるわけですから、当然スーちゃんも付いて来るはずですよね〜
それで仮母は久しぶりに会って、どんなに人懐っこい笑顔を見せてくれるのかと、期待して行った訳です。
でもスーちゃんったら、笑うどころかこちらを見ようともしないんですね。
いえ、正確に言うとわざと目を合さないようにしているんです。
何と言ったらいいのでしょうか?
思い出したくないものに触れてしまった時の、暗い落ち込んだ表情・・・
最初は連れ戻しに来たと思っているのかとも思いましたが、どうもそうじゃないんです。
マーブル女子に抱っこされてもこの表情・・・
以前なら飛びついて顔中ベロンベロンだったのに・・・
ん?この表情・・・どこかで見たことがあるわ〜
そうそう!所沢の黒姫が譲渡後何ヶ月も経って仮母に会った時の表情と同じような、恨みがこもった目だわ!
そこで仮母は「 ああ〜スーちゃんは私たちの事をまだ覚えていて、捨てられたと思って恨んでいるんだわ・・・」と思い当たりました。
トライアルの日、私たちが帰ろうとしたら自分も一緒に帰ろうと、先回りして玄関のたたきに下りて待っていたスーちゃんの姿が、今でも脳裏に焼き付いています。
それはそうですよね?だって譲渡後まだ2ヶ月経っていなかったんですから・・・
犬は大体4ヶ月で前の飼い主を忘れると言われていますが、それから考えても早かったんですね?
保護犬って本当に可哀想ですよね・・・

一度捨てられた挙句に、またもう一度捨てられるわけですから・・・「 また捨てられた!」と思う事でしょう。
ごめんね・・・捨てたりして本当にごめんね・・・
でも本当の幸せを掴む為なんだから、私たちを許してね?
でもスーちゃんは本当のご家族、特にスーパパさまに本当に可愛がって頂いて、幸せな毎日を過ごしています。

「 スーの事を一生大事にしないといけないね?」と優しく撫でながらおっしゃった言葉に、嘘偽りはないのだと思いました。
犬にだって感情があります、記憶があります、一緒に過ごした人間に対する愛情もあります。
ですから捨てられたら悲しいんですよね。
ですから私たちは、保護犬が預かりスタッフに懐いてしまう前に、一日でも早く譲渡しようと日々頑張っています。
しろいぬの里に滞在した事がほんの小さな記憶の断片として、思い出したくても思い出せないくらいの日々であって欲しいと願っているのです。
スーパパさまに水着のプロモーション用のお写真をお願いした所、こんな素敵なお写真を撮って下さいました。
先住犬のひめちゃんもとっても綺麗なお嬢さまですね。
そしてまたしろいぬ基金へご寄付も頂戴致しました。
動物愛護の活動にご理解を賜りまして、まことに有難うございました。
そうそう・・・昔同じ東京にお嫁入りしたミランちゃん・・・暑中見舞いに涼しげなお写真をお送り頂きました。
このミランちゃん・・・仮母がついうっかり帰り際に「 じゃあね〜

元気でね〜!」と言ってしまったばかりに、隣近所まで響き渡るほどの泣き声をあげました。
それ以来仮母は、帰り際には消えるように帰る事にしたんです。
今ではこんぺいくんとラブラブで、仮母の事なんて綺麗さっぱり忘れていることでしょう。

素敵なお写真どうもありがとうございました。
スーちゃん、また今度会った時にはすっかり忘れていてね?
そしてその辺に居る関係ない人として、可愛らしい笑顔を見せて頂戴ね?
ひめちゃんもスーちゃんも水着姿が
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