朝日を見て清々しいと感じることが少ないオレは変わってるのかな?
「あぁ・・・夜が終わってまう・・・。」とかまるで祭りの片づけが始まった時みたいな気持ちになる。
中学の時、朝練に行くときの暗さにわくわくした。
帰りの自転車置き場の暗さがドキドキした。
日常生活の中にも冒険がたくさんあった頃、オレは無力だった。
大人になんかなりたくない。
大人は汚い。
そんな言葉が耳に馴染んでいたあの頃。
大人を否定することは未来を否定することだと気付かなかった。
大人には自由がないと思っていたあの頃、オレは不自由だった。
登録上は大人になってみた。
いつでも自由になれる。
自由になっていい。
けどそれはリセットと同義。
自由になれるけどならない。
完全な自由はいらない。
なんもないから。
自由はたくさんの不自由の合間にちょこまかあるくらいでちょうどいい。
自由な時間はなにしよっか。
夏なら北海道行きたいな。
気ままに走り回りたい。
不自由な時間はなにしよっか。
配達楽やし昼間はデリバリーかな。
夜は稽古したい。できれば毎日したい。
牛丼屋の自給1100円!?
いいねぇ。実は前から一回やってみたかったんよ。
よっしゃ、深夜にやろう。
あれ?
不自由な時間を自由に決めてる。
なんや、オレ自由やんか。
あ、そっかそっか。
オレは
「好きなことには一生懸命。好きなことしかやりません。」
そんなヤツだった。
そんな事をのんびり考えながら入った本屋さんでこんな本を買った・・・。


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