最近はコメント対応ばかりだったので、そろそろ気持ちを切り替えていきたいと思います。
さあ、旧年度から新年度に移る頃合いで、クラス替えと言うイベントも間近に迫ってまいりました。仕事の方では、学年の変化に合わせて、時間割の編成という大仕事が待っています。昼からそれを片付けに行く予定ですが、まあ、その前に、ここでもクラスについて語っておこう、と。
あ、別に「D&Dのクラス」といっても、他に「T&Tのクラス」や「ルーンクエストのクラス」があるわけじゃないですよ。って、例に挙げるルールが古いなあ。「T&T」は最近また復刻したからいいとして、「ルーンクエスト」なんて、今時プレイしている人はいるのかね。まだ「クトゥルフの呼び声」の方がネット動画配信のおかげでメジャーだったり。
まあ、「クトゥルフのクラス」なんて授業が実際あって、講師のニャルラトテップ大先生がいろいろ教えてくれるとしたら……正気度保てる自信はありませんな。テスト後に発狂しなかった生徒だけが合格、という合格率10%程度の鬼授業(クトゥルフだし)。
「D&Dのクラス」だと、まず最初の授業は、変形ダイスの振り方かな。
「先生、4面ダイスの見方がよく分かりません。上の面がないですし」
「ああ、それは上の頂点に書いてある数字を見るんだ。ほら、上の頂点の周りの3面は、どこの面を見ても同じ数字が書いてある」
「なるほど。これは面白いですね」
「ただし、4面ダイスは頭が尖っているので、置くところに注意だ。プレイ中に爆笑して、思わず机に突っ伏した時に、そこに4面ダイスがあったりしたら……その先は想像できるな」
「顔面にダイスの頂点が突き刺さる大惨事ですね」
「まあ、そこまでは言っていないが、結構痛い。腰を下ろしたところに、4面ダイスがあれば、画鋲を踏んだときと同程度の叫び声が聞こえること請け合いだ。魔法使いのダガーのダメージは4面ダイスでゲーム中では武器中最低ダメージと目されるが、リアルでは多分、人に最も深刻なダメージを与えたのが4面ダイスという報告もある。とあるTRPG忍者道場では、まきびしの代わりに、4面ダイスを使うともっぱらの評判だ」
「先生、TRPG忍者道場ってどこにあるんですか?」
「忍者だから、世間一般の目には触れないようになっているんだよ。最近、山形のどこかで存在が確認されたという報告もあったが、先生、その話はあまりしたくはないな。生徒の性別を間違えて恥をかいた某教師が知り合いにいてな、忍者だから、おそらく変装でもしていたんだろうけど」
「先生、その話、授業に関係ありますか?」
「……関係ないな。今日の授業は、ダイスの振り方だった。ええと、じゃあ、次は10面体ダイス2つで、%ロールを振るやり方を教えよう。これはD&Dだけでなく、クトゥルフやルーンクエストなどのベーシックRPG系、その他、各種のシステムに採用されていて、2D6同様にメジャーな振り方だ。テストに出るので、必ず覚えるように。例えば、次のゲームの中から基本システムで%ロールを使うものを記号で選べ。『ア.ソード・ワールド』『イ.ストームブリンガー』『ウ.アルシャード』『エ.GURPS』」
って、いつまでやってるんだろう、自分。
放っておくと、延々と脳内TRPG授業が展開されていって、1年分のカリキュラムを組もうとするなど暴走妄想し、「教師脳withTRPG」が留まるところを知らなくなりそうなので、気づけばオブクロ終わっていたよ、という事態にならないためにも、ここらで、話を切り替えないとね。
そもそも、クラスって言っても、授業の話がしたいわけじゃなくて(とっさにそう考えてネタにしてしまう程度には、教師脳なんだよな、自分。仕事する上ではいいんだけど)、
ええと、キャラクター種別、ぶっちゃけ職業の話がしたかったんだよな。ただ、クラシックD&Dでは、レイス(エルフやドワーフなどの種族)もクラスに含んじゃうから、単純に職業と言っちゃうのも厳密には間違いなので、「クラシックD&Dのクラス=職業と亜人種族を含むキャラクター種別」という定義がいい感じかな。
この辺、テストに出るので覚えておくように(まだ教師脳)。

0