★11月下旬の一幕
ダイアンナ「気付けば、もうすぐ師走か。今年はあたしたちマーキュリーバットも、3ブログ合同Xマスパーティーに誘ってもらえるだろうか」
リバT『この記事が公開される頃には、もう師走に入っていると思いますが、今回の記事の時期設定はまだ11月ということ、読者の皆さんにはご了承願います』
ダイアンナ「おい、リバT。誰に向かって話しているんだ?」
リバT『おっと、これは失礼しました、クイーン陛下。去年のXマスパーティーの記事がご入用でしたら、
こちらをどうぞ』
ダイアンナ「うむ、みんな集まって実に楽しそうな記事内容だ。今年もああいう催しが行われるなら、あたしも華々しく社交界デビューな気分を味わえるだろうか」
リバT『どちらかと言えば、クイーンはせっかくのパーティーに招待状が来なかったので、怒って呪いを掛ける悪の魔女の役がお似合いかと』
ダイアンナ「分かってるさ、あたしが光の似合わない女だってことは。しかし、ダディーならそんなあたしの満たされない心を満たしてくれるかもしれない。そんな気がしてさ」
リバT『それは、ただの妄想です。現実のグランドマスターNOVAは、そういう女心に対する甲斐性なんて、まず持ち合わせていないものと考えられます。夢や幻を追いかけることを否定はしませんが、現実がそうでないからと言って、世の中を恨み苛むようなマネはおやめ下さい』
ダイアンナ「何を言ってるんだい! あたしは、世の中を恨み苛んだりなんてした覚えはないね。ただ、欲しいお宝を欲望に任せて集めてきただけじゃないか」
リバT『だったら、今回も欲しいものは自分の手でGETするのはいかがでしょうか?』
ダイアンナ「そうか。ダディーがXマスパーティーの招待状を送ってくれないなら、自分の手で盗み出せばいいんだ」
リバT『はい。しかし、そもそもグランドマスターは、別に去年も招待状なんて作っていなかったと思いますよ』
ダイアンナ「しかし、この記事によれば、日野木アリナは確かに招待状を受け取っている」
リバT『それは、別人がグランドマスターに成り済まして偽装した招待状だと、私どもの調査で明らかになっております』
ダイアンナ「その別人とは一体?」
謎の声「わしじゃよ」
リバT『ほう。とうとう、この私の前に姿を現しましたね。警察の魂を持つケイP一族の名にかけて、あなたの正体、今度こそ確かめさせてもらいます』
ダイアンナ「確か、予言者ノヴァストラダマスと言ったな。我々マーキュリーバットにいろいろな情報を与えて、手駒のように操り続けた謎の男。お前の情報で助かったこともあったが、ひどい目に陥ったこともあった。一体、何が目的なのか、あたしも聞きたいものだ」
ノヴァストラダマス「よかろう。それでは、このわしの正体を今こそ、そなたたちに教えて差し上げよう」

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