@空想(妄想)ウルトラタイム
ダイアンナ「ただいま❤」
アスト「今、帰ったぞ」
リバT『鉄太郎さま。この度は、まことにご心配おかけして申し訳ありませんでした。それと留守をお守りいただき、ありがとうございます』
鉄太郎「ああ、お前たちが帰って来たら、いろいろ言ってやろうと思っていたが、その前に、これだけは言っておかないとな。この度は、ご成婚おめでとう㊗」
零斗「よう、お前ら。今回はヤプール退治に手を貸してくれてサンキューな。それと、お前たちのウルトラ戦士入り歓迎するぜ。非公認という形だが、この時空のウルトラマンはお前たちだ。NOVA司令と協力して、時空の守りは任せたぞ」
アスト「おお、ゼロ師匠にオレ、いや、僕なんかがお声掛けいただけるとは(土下座)」
零斗「お前に師匠呼ばわりされる覚えはねえ。それと、ここでは零斗だ。川上鉄太郎の息子の川上零斗。それに、お前はこのアステロイド観測所、改めアステロイド宮殿(パレス)の主人だろう。客人に土下座なんてしてるんじゃねえ」
アスト「いや、ここの主人はアニー、クイーン・ダイアンナですから。僕はAにして、下僕キングでしかありません」
零斗「だから、僕なんて言うのもやめろ。お前、そんなキャラじゃないだろうが」
アスト「しかし、一人称オレだと、ゼロ師匠、いや零斗さんと被ってしまいますし」
零斗「ほう。一人称が同じだからと言って、このオレと本気で被れると思ってるのか? お前みたいな4分の1人前がそんなことを言うとは、20年早いぜ」
アスト「4分の1人前? 20年? それはどういう意味ですか?」
零斗「Zが3分の1人前なんだから、それより新参のお前たちが4分の1人前なのは当然だろうが。それに、お前たちは2人合わせて、半人前。だったら、一人一人はその半分ということで4分の1って計算だぜ。合ってるだろう?」
ダイアンナ「確かに、あたしたちはウルトラ基準からすると、4分の1人前かもしれん。しかし、4という数字は、このたび花粉症ガール4号に正式認定されたあたしにはふさわしい。ダディーからもらったQリングも、quarterって意味があるしな」
リバT『花粉症ガール1号の粉杉翔花さんの分身がミストレス晶華、その晶華さんの分身がクイーン・ダイアンナということで、初代花粉症ガールの分身の分身、半分の半分だからクォーターという意味合いでしたね。詳しい経緯は、
この記事を中心にした20周年バトル5話分と、アフター話2話を読んでいただければ。念のため、私どもマーキュリー・バットの出番は
3話からですので』
零斗「オレの登場も、その話からだな。司令のサイトの20周年、それに比べたら、オレが地球に知られるようになったのは11年だし、お前たちがウルトラの世界に踏み込んだのは今年になってから。だったら、司令に比べて20年早いってのも道理だろうが」
アスト「ゼロさん、いや、零斗さんって、こんな理詰めなキャラでしたっけ?」
零斗「NOVA司令の影響は否めないがな。それに今年はビヨンド学園だって運営していたし、弟子まで持つようになると、ノリと勢いだけじゃなくて、少しぐらい理知的な師匠ぶったことも言えないとな」
アスト「はあ。立場が人を変える、成長させるってことですね」
零斗「お前だって、結婚して夫と呼ばれる立場になったんなら、いつまでも這いつくばってるんじゃねえぞ。いい加減、面を上げろよ」
ダイアンナ「……勢い余って、結婚までしたのは勇み足すぎたかもしれない」

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