@オレ参上
NOVA『T&T戦士の話の完結編だ』
アスト「よう、NOVA」
NOVA『何と、アストだと? どうして、お前がモニターの前にいるんだよ』
アスト「そりゃあ、オレがここのキングだからに決まっている。そんなことより、お前こそ、ここで油を売っていていいのか? 翔花ちゃんを助けるために、妖精郷リプレイを頑張って仕切らないといけないんじゃないのか?」
NOVA『いや、それはそうなんだが、一つのところに集中力が続かないんだよ。あれこれ考えて、説教モードに突入すると、記事を書きながら誰かさんへの苦言に話が流れて、読むに堪えない駄文になって後から削り、推敲に余分に手間取ってしまう』
アスト「その説教で、世界が救われるのか? 怪獣が倒せるのか?」
NOVA『う〜ん、説教にそんな力は……いや、昔、翔花がプレ・ラーリオスのカート・オリバー少年に正座させて、説教して、悲劇の物語の時間軸を改変して、世界をハッピーに救って、怪物を生み出さないようにしたことがあったな。うん、花粉症ガールの涙は世界を救うし、花粉症ガールの説教はカートの心を打った』
アスト「さすがは翔花ちゃんと言ったところか。そんな翔花ちゃんを、お前は助けないといけないんだろう? こんなところで、油を売っていていいのか?」
NOVA『……お前、俺をここから追い出したいのか?』
アスト「当然だ。お前がここにいると、オレが聖戦士の話をする予定が狂うからな。オレの邪魔をするな」
NOVA『その言い分。俺が誰かにぶつけているセリフとそっくりだな』
アスト「そりゃそうだ。お前に人の心の痛みを分からせてやろうと思ってな」
NOVA『何で、お前があの男を庇うんだよ?』
アスト「同じストーカー呼ばわりされた縁があるからな。他人とは思えねえんだよ」
NOVA『……だったら、俺は帰るわ。今度、コメント対応をするのは、お前に任せた』
アスト「って、あいつはお前に話があるんだろう? オレはここの主キャラなのにスルーされているし、他のコメント主(花粉症ガールの絵師の人だったか)に声を掛けられても、挨拶一つ返さない。全く社交ってものが分かっていないみたいだな」
NOVA『場の管理人しか見えていない、というか、自分を構って欲しいだけなんだろう。だから、こっちは時間を割いて構ってやってるんだがな。スルーはしていないつもりだ。その方が利口だと思っていてもな。で、奴と付き合うのは時間の浪費であり、マイナスでしかないのを、俺にとってプラスに変えるように話を展開して、何かセレンディピティを見つけたいって気持ちは常にある。転禍為福が好きな四字熟語だからな』
アスト「まあ、オレをスルーしている男のことはどうでもいいんだ。それよりも大事な話がある」
NOVA『何だよ。翔花はお前にはやらんぞ』
アスト「その件はもう済んだんだよ! オレにはアニーという嫁がいるんだからな。大事な話ってのは、まあ、あれだ」
NOVA『あれ?』
アスト「お前がT&Tの話をリバTとしている記事を読んでいたら、このオレもT&T話をしたくなった。だって、人が自分の知ってる何かの話をしていたら、自分も語りたくなったりしないか?」
NOVA『だったら、最初からそう言えよ。ただ、嘘で知ったかするのはよくない。お前がどれだけT&Tについて語る知識を持っているんだ?』
アスト「社会思想社版のソロアドベンチャーは全部プレイした」
NOVA『ほう、それはなかなか。無敵の万太郎のパートナーの岩悪魔の名前は?』
アスト「シックスパックだったか? もう一体、クォーツってのもいたよな。『傭兵剣士』をプレイしていたら、常識だろう。パートナーとして世話になったんだからな」
NOVA『おお、お前をT&T語りのできる相棒として認めよう。ゲーム世界の空想上のNPCに対して
「パートナーとして世話になった」と感情移入している点で、気に入った。キャラ愛、作品愛って、そういうところに現れるんだよ』

2