只今、妊娠4ヶ月(第3子)。
私の場合は、まだツワリがあり、つい先ほども嘔吐してしまった。
ツワリは、過去3回、全く違った傾向がみられる。
【1回目のツワリ】
栞里(第1子)がお腹にいた時は、ツワリは一番ひどく、ピーク時には1日10〜30回、嘔吐していた。
空腹に伴って吐き気があり、嘔吐。
しかし何かを食べても、これまたすぐに嘔吐…という具合。
また、匂いに敏感になり、何かが匂うと嘔吐。
調味料の匂いも、全般的に無理になってしまった。
また、見た目にも敏感になり、生肉や生魚を見ると嘔吐してしまった。
気晴らしにテレビを見ていても、ふと生肉や生魚などの映像が流れると嘔吐してしまう為、見る番組やCMなどに気をつかった。
当然、スーパーには行けなくなった。
…というか、トイレに立ち上がるのも必死な状態。
吐きすぎて食道が傷付いたのか、血を吐くようになっていた。
なんとか摂取できた物は、水と、キレートレモン炭酸水のみ。
これもゴクゴク飲むと吐いてしまう為、チビチビと時間をかけて飲んでいた。
他は麦茶も果物も、何も受け付けず、完全に貧血状態であった。
とてもじゃないけど料理はできず、なんとか洗濯だけは必死にやったが、体は限界。
あまりに辛かったので、病院で、水分(ポカリのような成分)と吐き気止めの点滴を受ける事に。
私の場合は点滴がとても良く効き、点滴後はしばらく吐き気が治まったので、その間に少量の食事ができるようになった。
【2回目のツワリ】
早苗(第2子)がお腹にいた時は、点滴無しでも乗り越えられるくらいのツワリであった。
嘔吐の回数も、1日5回程度と、随分と楽になった。
大変だったことは、料理。
栞里の子育て中だった事もあり、出来ればしっかり料理したい。
しかし、料理には匂いがつきもの。
米を炊く匂いや、味噌汁の匂い、更には焼く匂い、煮る匂い、などなど、どうしても吐き気を誘発してくる。
そこで鼻の穴にティッシュを詰めて料理をしていた。
どうしても無理な時は、お惣菜に頼った。
また、助けられたのはパン。
パンの匂いは大丈夫だったので、かなりパンに助けられた。
そして休日だけでなく、平日も可能な時はお餅様が買い出しをしてくれた。
それから時にはジィジとバァバが差し入れしてくれた。
(みんなに協力して貰って、ツワリを乗り越えた記憶が蘇る。)
【3回目のツワリ】
そして今回、第3子のツワリは、もっともっと軽くなった。
嘔吐回数は、1日0〜2回程度。
吐き気は毎日あるものの、吐かない日が圧倒的に多く、たま〜に吐くという感じ。
食べられる物の方が多く、食べられないものは、魚介類と、ネギと、炭酸飲料と、甘い物くらいだろうか。
(過去2回は、炭酸飲料に助けられる事も多かったのに、何故か今回は炭酸飲料を受け付けず。)
私の場合は、過去3回のツワリを比べてみると、それぞれ全く違う症状だった事が分かる。
ツワリは人それぞれで、ツワリが全く無い方もいらっしゃれば、妊娠悪阻(にんしんおそ)という命に関わるようなツワリで入院される方もいらっしゃる。
また、人間だけでなく、様々な動物にもツワリがあることが認められている。
例えば犬や猫など、身近な動物のツワリは、一般的にもよく知られている。
ツワリは動物の場合でも個体差が大きく、全くツワリの無い個体もいれば、妊娠悪阻のような脱水症状になり、命を落とす個体もいる。
人間も、動物も、ツワリに悩まされているんだなぁ…。
先日ふと、「上野動物園のパンダが妊娠の兆候」というニュースを目にした。
「食欲不振、1日中眠っている…」とは、私と同じだわね (*^_^*)

(↑本日の昼食。トマトパスタとサラダを大量に食べたくなり、完食。)
ツワリは十人十色なので、皆さんそれぞれに合う対処法が見つかる事を願うよ。
自分ではどうにもならない、ツワリ。
我慢して何とかなるものではないので、できれば頼れる人に頼りつつ、乗り越えていきたいね。