今年は大学で、月曜日に1年生、木曜日に4年生を教える。
今日は1年生の初めての製図の授業。80人くらいだろうか、
それを3グループに分けて指導する。私のアトリエは24人くらい。
学生の印象は、良好。不明な部分を確認しようと、いきなり質問や発言が出た。
大学に入って最初の授業だったこともあってか、背筋を伸ばしてこちらを見ている。
「頃の若いもんは!」とよくいわれる昨今だが、「捨てたもんじゃないぞ」と
思えた一日だった。従来の愛工大生の印象とは違ってきているのは確か。
今日は、製図道具の説明と、特別講義をする。
建築家のスライドや、自分作品を容赦なく見せる。コルビュジエだのカーンだの短い時間にガンガンやる。メモッタカナ?
それぞれに将来の夢や大学でやりたいことを聞いてみると、
建築家になりたい、インテリアデザインをやりたい、都市やマチについてやりたい、
環境について深く取り組みたい、などとサクサク言葉になってくる。
中には、専門的なキーワードを口走る学生もちらほら。どこでならった?と聞きたくなる。まずまずの反応に大学へ行く楽しみになってきた。

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