大渚山は何回となく来ているが、いつも天気が悪い。鎌池すぎた林道あたりからは大渚山の勇姿が眺められるはずが、いつも見えないのだ。今日は晴天で湯峠までの道のりも景色に助けられて短かったように感じた。
大渚山の北斜面、大草連までの大斜面の発見といい、裏の裏にはたいていいいところがあり、みんなに知られていない。今回はいい例で、メンバーの研究熱心さは、すごくいい結果を呼んだ。
メンバーが考えて工夫して地図に描いた素晴らしいラインが、広大な見知らぬ白い斜面に、極上の粉雪のマヌーバとなって、白く美しく青空に舞い上がり昇華していく。
僕たちのラインが大渚山をぐるぐると回り巡って、スタート地点で結ばれたとき、何ともいえない満足感で、何かが僕たちを潤した瞬間だった。
既知既存→安易→妥協→疲労
未知創造→工夫→緊張→ワクワクドキドキ→充実感
そんな二パーティーの違いが見られたような大渚山。
最近地域研究に萌え萌えの
M山レポ。