ここを遡行するのはたぶん5回目。有名ルートだけに楽しませてもらえる沢だ。泳ぐセクションがたくさんあるので盛夏が望ましい。ギラギラ太陽に、釜の深い水が素晴らしい色。初めて来たメンバー達が、三ッ釜に驚嘆する表情を見るのがいつも楽しい。
人間の記憶なんていい加減な物で、最後の滝はぜんぜん記憶になく、cueに聞いても知らんと言うし、ルート間違えちゃったかな??と思ってしまった。ハーケンはいらへんな〜などと思いながらトップで登るうちに思い出してきた。前来たときはやんべ兄がトップで登ったんだ。トップで登ってない滝や、リーダーやらなかった時ほど記憶が薄いのだ。
クララはパワフルにはしゃいで登ってるかと思うと、テン場では疲れて寝てしまう。子供のような娘だ。焚き火をかこみながら、カナダでキャンプで歌う歌を歌ってくれた。日本のキャンプの歌を教えろと言われて、たくさん知っていたけど恥ずかしいから歌えなかった。
いつもは見られなかったイワナちゃんをたくさん見たことと、新しいテン場をいくつか発見したことが新しい。
けっこう充実感たっぷりで、身体はバッキンバッキン。





sonyの新しいformaで撮るけどなかなか使える。