話が前後しますが20日(土)に小田急ファミリー鉄道展で歴代の特急車を撮影しているときに、敷地外から脚立を使って撮影している人を見かけました。”あそこから撮れるんだぁ…”そう思いながらも特段気にせず帰宅して、夜勤疲れを取る為に仮眠していました。うたた寝していてどうもあの敷地外から脚立を使って撮る場所が気になり、2時間ほど寝てから、ゴソゴソと起き出して海老名に向かって車を走らせました。
所用を済ませながら海老名に到着する頃にはすっかり暗くなっていましたが、小田急の海老名構内が見えるところまで来た時、思わず声をあげてしまいました。SE車が現役車両の様に水銀灯の浮かび上がっているのです。そしてその向こうにはNSEとLSEがそれぞれ水銀灯に照らされて居ます。一挙に興奮状態になった私はとりあえず車をコンビニの駐車場に入れ、脚立と三脚されに忘れてはならないカメラを持って海老名構内を併走する一般道に向かいました。
当初の予想では昼のでも三脚で撮っている人がいるくらいだから、夜もそこそこ同業者の方がいるだろうと思っていたら、全く予想外にも誰も居らず、私の撮り放題の状態になってしまいました。
かなりの興奮状態で撮影を続けいるとあっという間に1時間も過ぎていました。久々にの興奮でした。興奮と言うより感動に近いものがあり、その思いからか、目から熱い何かが流れる物を感じました。
水銀灯に照らし出された歴代の特急車達。新参者のMSEは丁重にSE達の先輩に挨拶をしているのでしょうか?ある意味、MSEのデビューとしてはこれ以上ない素晴らしいスチェーションであったかもしれません。 07,10,20 海老名
SEの向こうにNSE。そしてLSEとあたかも現役の有様ですがSEが原型なので現役では有り得ない姿と言えるでしょう。 07,10,20 海老名
NSEは引退時の姿で保存されています。あえて原型に戻さない姿もそれはそれで良い状態といえるでしょう。 07,10,20 海老名