2010/6/21

作品解説:『忘却』  作品解説
■『忘却』 YIDFF2009「山形市長賞(最優秀賞)」
「Oblivion」監督:エディ・ホニグマン Heddy Honigmann
オランダ、ドイツ/2008/スペイン語/カラー/ビデオ/93分
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ペルーの首都リマに生きる老バーテンダー、高級レストラン給仕や革職人、
路上パフォーマンスで日銭を稼ぐ若者や子どもたち。
歴代の大統領就任式と交差しながら、バーテンダーの作るカクテルや
大道芸人たちの小道具、記憶力をよくするカエルジュースなど、
彼らが作りだす産物と語る言葉の数々が手厚くちりばめられる。
経済的に政治的に困難な状況を生き続けるために人々が忘れていること、
忘れえないことに耳を傾け、丹念に編まれた『忘却』という一編の詩は
慈しみに溢れている。

『メタル&メランコリー』、『アンダーグラウンド・オーケストラ』等、
社会と市民に寄り添うようなカメラが魅力的な、
他作品も山形で紹介されている、エディ・ホニグマン監督の新作。
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