2012/5/23

四号機問題に対する私見  
顕正新聞第1240号は四月度総幹部会特集だ。今回の会長講演も原発問題に相当の紙数を費やしている。大したものだ。これをいつまで続けるか、それが注目だ。

福島原発4号機の崩壊を世界が危惧

これはまさにそのとおりだ。燃料プールは文字通りのプールであって、核燃料が水に浸かっている状態で保管されている。もしプールの水がなくなると大変なことになるのだ。

一年前を思い出すがいい。当初は航空機で空から海水を入れようとした。あるいは消防車による放水もあった。その後、工事用のポンプ車がいちばん効率がいいことに気付いて、それが使われていた。たぶん今は循環式の冷却システムが作動しているのだと思う。

馬鹿馬鹿しい機械だ。四号機は停止中だった。つまり、稼動中だろうが停止中だろうが冷却し続けないといけない、そういう面倒臭い機械なのだ。

わたくしはまったくの素人なので、あくまで当てずっぽうを書くことになるが、たぶん四号機はそう簡単には崩壊しないだろう。まずは一安心だ。しかし、燃料を取り出さない限り、リスクは消えない。原子炉建屋が健全であれば、既設の天上クレーンを用いて簡単に取り出すことができる。ところが建屋は爆発でぶっ壊れてしまった。当然、クレーンも壊れてしまったし、プールの中にも瓦礫が降り積もっていると思われるので、まずはそれを除去しないと燃料が取り出せないのだ。つまり、燃料の取り出しに何年掛かるか、わからない。その間に大きな地震が来たら危ないかもしれない。

次は会長講演からの孫引きであるが、週刊朝日の記事である。アメリカのガンダーセン氏の言葉だ。

 「まさに『格納されていない炉心』です。今は水で冷やされていますが、プールにヒビが入るなどして水位が下がり冷却できなくなると、温度が上がって、燃料棒の鞘であるジルコニウム合金が発火するのです。こうなると、もはや水では消火できない。核燃料が大気中で燃えるという、人類の誰も経験したことがない、恐ろしい状況になるのであります」

手っ取り早く言えば、四号機が崩壊したらオシマイ、ということだ。

しかし、素人ながら、わたくしの描いているシナリオは上掲と異なる。たぶん一年前の状況が再現されるのだと思う。すなわち航空機で水を撒く、あるいは消防車で、もしくはポンプ車で、という状況である。

一年前はぶっ壊れたとは言え、辛うじて骨組みを残した四号機の、その中にあるプールに目掛けて放水していた。今度はグズグズに崩れ落ちて瓦礫と化した四号機全体に放水するのだ。

とにかく水を掛け続ける。それしかない。その膨大な水はすべて海に流れていく。回収する余裕はない。

それを永遠に続けるのだ。

通常の火事であれば鎮火すればそれで済む。放水を止めても再発火することはない。原発の場合はそれで済まないから厄介なのだ。

会長講演ないしガンダーセン氏の言っていることは最悪のシナリオなのだろう。そうなれば、たぶん東日本は壊滅、他の地域にしても深刻な放射能汚染に見舞われる。そして海外にも多大の迷惑を掛けることになる。一方、わたくしの言っていることは楽観的なのかもしれないが、しかし、現場で放水を続ける人たちは高線量の被曝を覚悟しなければいけない。いわば決死隊である。彼らが水を掛け続けてくれる限りはギリギリ大丈夫、まあ、しかし、汚染水の流失は不可避であり、そうすると放射能汚染の深刻さの意味では同じなのかもしれない。

以上、会長講演については終わりにしたい。

女子部 首脳人事刷新

今回の最大の目玉は総合女子部長の交代だろう。ご存知のごとく、初代の総合女子部長は事実上の引退である。健康上の理由と思われる。実際、その後は表舞台にまったく出ていない。では、今度の交代劇はどういう理由があるのだろうか?

ともかく前総合女子部長には副総合女子部長のポストが与えられた。穏当な人事だ。何しろ相当の幹部であっても消えてしまうことがあるからだ。

しかし、なぜ交代する必要があったのか、それがアイマイというか傍目にはよくわからないというのが正直な感想である。上述のごとく、消えてしまう幹部もいるのだ。そちらのほうがわかり易いと言えば、わかり易い。ああ、何かあったらしい、何かはわからないが、何か問題があったのは間違いない、ということだ。ところが今回の場合は、前職が副総合という形で残っている。しかも、彼女は理事なのだ。それがなぜに副総合に退いたのか、その理由がわからない。わたくしは何も今度の新総合女子部長に不満があるわけではない。そうではなくて、たとえば総合婦人部長にしても、あるいは男子部のそれにしても、そう簡単には交代しそうもない。だったら女子部も同じではないか、ということなのだ。

まあ、これは女子部のそれなりの地位にいる人でなければ、知り得ないことなのだろう。期待は薄いが、そうした人たちからのコメントを待つことにしたい。

副総男子部長第十男子部長に石田氏

これもじゃっかん不可解だ。

もし今も壮年部があれば、この人はさしずめ壮年部長であろう。それはいいのだ。問題は第十男子部長である。

第十男子部は新潟の組織なのだ。しかし、彼は九州の人ではなかったか、九州と新潟を掛け持ちするのは不自然ではないか、と思うのだ。原則を言えば、地元から選出すべきが筋であろう。

国内最大級の竜巻の猛威

これはいい記事だ。写真は朝日新聞社から提供を受けたものらしいが、これもなかなかいい写真だ。記事の締め括りも顕正会員的には好ましく感じるはずである。

原発関連に戻って、三つ紹介したい。

 「社員の子供が最近生まれたが、指が六本あり、こんど手術する」

女子部総班長の記事だ。上掲の奇形児の話は会津地方でのことらしい。

目の溶けた遺体写真が「東電福島レポート」に

男子部班長である。この人は東電の社員なのか、それとも関連企業の人なのか、そこが判然としなかったが、けっこう衝撃的な内容である。ただ、こうした内部資料を総幹部会で発表してしまって大丈夫なのだろうかと心配になる。

アウターライズ地震の発生確率が高いことを知りながら、軟弱な地盤に数本の支柱で支えるだけという、大きな余震に耐えられるはずもない「付け焼き刃」的な応急処置を施すに止どまり・・・

これは第六男子部の集会で、七十九隊長が発表したものであるが、わたくしには少し違和感がある。これは例の四号機問題を言っているわけだが、それにアウターライズ地震を持ち出したところが問題だ。浅井先生は原発全廃特集号で次のごとく言っている。

これはマグニチュード9クラスであるが、震源が遠いので震度は大したことはないが大津波が来るという。

おいおい、先生の指導をちゃんと読みなさい。

そうだ、思い出した。四月度総幹部会の会長講演では次のくだりが刺激的だ。

 そのとき腹を切っても遅い。絞首刑になっても取り返しはつかない。

これは野田首相ら政府首脳に対するメッセージである。ようするに四号機が崩壊したら取り返しがつかないと言っているわけだ。

それにしても相変わらず過激なことを言う人である。

2012/5/25  1:47

投稿者:セロリ
大沼さんになってから女子部の折伏成果が前年比でほとんど落ちてますので、それが彼女が副総合女子部長におさまっている原因だと思います!


http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/mytop?bid=no_sleep502goal

2012/5/23  21:44

投稿者:阿呆
>第十男子部は新潟の組織なのだ。しかし、彼は九州の人ではなかったか、九州と新潟を掛け持ちするのは不自然ではないか、と思うのだ。原則を言えば、地元から選出すべきが筋であろう。

新聞読んでない(笑)?

後任の11部長は8隊長が兼任。新聞に書いてある。移動は単なる「転勤」だろう。

ま、以前から新潟は生え抜きの隊長・部長ばかりだったから、みんな「落下傘」のいうことなんか聞かないだろう。

2012/5/23  20:31

投稿者:阿呆
と思うと、ツイッターなどではこのような「出処不明」ネタのリツイート(拡散)が続いている。まさかとは思うが、顕正新聞編集部ではツイッターを常時監視していて、特定の検索ワードで得たネタをリメイクして登壇原稿を作っているのではないか、と勘ぐってしまう。そういえば顕正新聞の内容をそのまま転載して投稿している大阪の顕正会員ツイッター氏がいるが、顕正会ではネット禁止では?

2012/5/23  20:26

投稿者:阿呆
今年になって今回のような異様な見出しの並ぶ記事が目立つ顕正新聞だが、これらのネタは会員らの配布や送付などで広範に出回っているとは思う。しかしいまだにほとんどの週刊誌や放射能問題を追い続けるフリージャーナリストら、さらに原発問題に総力を上げて取り組んでいる東京新聞ですらまったく触れていないというのが気がかりだ。ネタの信憑性がないのか。それとも顕正新聞の後追い取材中なのか。たぶん誇大な創作だと思うが。

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