2013/5/12

願望にもとづく幻想  
ずいぶん前の拙稿にコメントがついた。昨年の九月一日付の拙稿へのコメントなのだが、いささか唐突さを否めない。

2013/5/9 17:49
投稿者:前進
顕正会や宗門は伏せ拝という御書にないことをしていますから完全に謗法ですね。
学会が本物です


法華講員のブログないし掲示板への投稿をお勧めしたい。どういう議論になるか興味関心がある。

さて、沖浦氏から情熱的なコメントが寄せられているけれども、今日は別の話題を書かせていただくことにする。顕正新聞第1274号が題材だ。

2・3・4月の弘通 空前22,240名

「真言亡国」の厳しき現証 全員心腑に
 濁悪の日本国に百六十万の地涌出現


当該号は四月度総幹部会の記事を中心に組まれているわけだが、わたくしの率直な感想は凄いの一言だ。四月度総幹部会は大成功だった。いろいろな意味において、大成功だったと思う。

今回の折伏法戦は一万九千の目標を掲げていた。はっきり言って、これは控えめな数字だとは思う。つまり、目標を突破できて当たり前という意味はあっただろう。そもそもなぜに控えめの目標設定なのか、それは活動会員を慮ってのことである。顕正会の現在の実力をさまざまの観点から総合的に判断して、この程度の目標が妥当であろうと考えたのだろう。これが浅井先生一人の判断なのか、首脳部による協議の結果なのか、さすがにそこまではわからないが、無理な目標を設定すれば必ず行き詰ることになるので、控えめな目標設定にするのは理の当然なのだ。

勝手な推測を言わせてもらうわけだが、一万九千の目標に対し、二万を突破できれば御の字くらいに考えていたのではないかと思う。

しかし、フタを開けてみれば、二万二千突破である。

これほど理想的な結果もあるまい。活動会員たちは達成感を味わい、それがさらに次の法戦への原動力となる。会長ないし首脳部にとって、これほど嬉しい展開もないだろう。

何しろ百六十万の大台が見えてきたのだ。

次の六七月法戦の目標は百六十万屹立である。具体的な数字についての言及はないが、一万五千弱の折伏成果を上げれば達成されることになる。

これもまた今回の成果が二万二千突破だったからである。もしこれが一万九千ギリギリの成果であったとしたら、百六十万達成を打ち出せなかったかもしれない。こればかりは先生がいくら力んでもどうしようもないわけで、活動会員たちの頑張りに期待するしかない。それが今回、望外の成果が上がったことによって、百六十万の大台に一気に近づくことが出来たわけである。

真言の祈祷は「始めは良し、後で必ず大罰」
 安倍首相、広布前夜の真言亡国を現ずるか
 濁悪の日本に百六十万地涌の大集団出現


前に掲げたのは一面の大見出しだった。そしてこれが会長講演の大見出しである。

総幹部会大成功の理由は会長講演にある。ようは浅井先生の講演が集会における締め括りであり、終わり良ければすべて良しという言葉があるごとく、やはり最後の会長講演の出来不出来がすべてに影響を与えるわけだ。まさに今回は活動会員の頑張りと会長講演とが函蓋相応して、上昇ムードを作り上げるという、理想的な展開である。

真言密教は亡国の悪法

広布前夜の真言亡国


これらは前掲の大見出しに対応する中見出しであるが、浅井先生は御書に説かれる真言亡国の事例を丁寧に拾い集めて、安倍首相が真言密教に傾注していることの危険性を強く訴えるわけである。シツコイようだが、再掲しよう。

安倍首相、広布前夜の真言亡国を現ずるか

これは凄まじい発言である。今回の講演においても安倍政権を政策レベルすなわち世法レベルで批判するくだりがあるわけだが、上掲はそうした世間の安倍批判とは一線を画する、いわば浅井先生独自の安倍批判である。しかも当然ながら、これは浅井先生の己義ではなく、大聖人の御指南に基づくものであるから、とてつもなく重い発言である。

ただし、これをはたして過去の真言亡国の事例と同一視してよいものかどうかは一考を要するところで、このことは顕正会員たちも承知しておく必要があると思う。

三三蔵の祈雨の現証
後鳥羽上皇の現証
阿弥陀堂法印の祈雨


一言で片付けるならば、現代とは時代背景が違うということだ。

上掲はいわゆる祭政一致の時代における現証であって、祈雨などはまさにその典型である。つまり、雨がほしい時に聖職者に雨の祈りをさせることが、いわば政策そのものだったのだ。今、安倍首相が何を信仰しようが、それは基本的にはあくまで個人レベルの話であって、国家とは無関係である。何しろ浅井先生は国立戒壇を主張している人であって、国家とは無関係の私的な戒壇では仏国実現は不可能と言って来たのである。その論理を当てはめるならば、安倍首相が個人的に何をやろうが国に影響を与えないはずなのだ。改憲論議が喧しい昨今であるが、現時点では安倍首相がどれほど真言に肩入れしようが国家的に用いることは不可能である。すると、上掲の御書に説かれる真言亡国の事例と、現在の安倍首相のそれとを同一線上で論じることは出来ない、という考え方も有力である。

たぶん顕正会に論客がいれば、これに対する反論もあるかと思う。それを期待したいところだ。

さて、今回の会長講演はひじょうに中身が濃いので、具体的な内容を取り上げていたらキリがない。そこでどうでもいいところを紹介すると、

 TPPという言葉は「環太平洋戦略的経済連携協定」と訳されているが、その実態を知れば、こう訳すべきだと私は思う。
 いいですか、TPPとは
 「トンデモナイ
  ペテンだらけの
  パートナーシップ」(大爆笑)


先生の発案か、誰かのパクリなのか、それは知らないが、確かに面白い。

 さて、三万人の女子部大会のことでありますが、二月の総幹部会で「一二月一日、幕張メッセ」と発表いたしましたが、これを変更いたします。

最後に女子部大会のことを取り上げておこう。当初、地方の会場を取っていた。どうやら長野の例の会場らしいが、先生はどうしても首都圏で開催したかった。それで幕張メッセにした。さらに今回、それを変更した。一一月四日(月)さいたまスーパーアリーナで行なうとのことだ。

終わり良ければすべて良しというべきか、別にそれで決まったのならばとやかく言う必要はないのだが、しかし、不審が残るのは否めない。二転三転の理由は何だろうかと勘繰りたくなってしまうのだ。

もう一つ、オマケだ。

願望にもとずく幻想

もとずく・・・

ありがちな誤植とは言え、みっともない限りだ。これを国会議員に配るのは考えものであろう。

2013/5/14  1:13

投稿者:櫻川 忠
 辛口の「顕正新聞」批評は、厳虎さんのブログの他には見られません。
 楽しみにしている小生として、「わたくしの率直な感想は凄いの一言だ」という言明は、ちょっと意外でした。
「昨年の三・一一以降、日本列島の地殻は極めて不安定になっている。この四月も…」(顕正新聞 第1274号)
 これは、不味いでしょう。「昨年」じゃなく、「一昨年」ですよね。
 厳虎さん、「顕正新聞社の編集部スタッフは、どこに目を付けておるのだ!!」、そう叱り付けて下さいませ。(^^)

2013/5/12  16:28

投稿者:ユタ
 こんにちは。5月19日に、さいたま市長選挙が行われます。私はあいにく仕事なので、今日不在者投票に行ってきました。
 顕正会員の皆さん、選挙に行きましょうね。

 因みに、御書に無いことを顕正会や宗門はやっているということを指摘するのならば……。
 勤行の時、御本尊に正対できない場合は、大石寺の方を向いて行うように指導されています。確かこれ、御書には「東の方を向いてやれ」って書いてあるんですよね。
 初座の時は東を向きますが、それ以外は大石寺の方を向くということです。因みに顕正会では、会館における平日朝の勤行のみ東を向きます。それ以外は全部、大石寺方向を向くわけです。
 化儀によるもので、私も法華講員時代、日如上人猊下からこの耳で聞きました。ただ、その言い回しが【禁則事項です】。
 因みに私は、左翼化した公明党には一切投票しません。

http://blog.goo.ne.jp/localfor

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