http://gejirin.com/src/Ko/kokonowa.html
ホツマに、九輪(ココノワ)について記されています。
例によって、駒形さんのサイトからです。
>九の輪。
天地届く御柱(中串)の中にある
9本の管の断面の様子を表現したもの。
これを文様化したのが
「九曜紋」であり、フトマニ図の中心部分でもある。
中心の輪が「ミナカヌシ」、
周囲の8個の輪が「トホカミヱヒタメ」の八元神を表す。
「九重」は「ココノワ」と同義と思われる。
つまり、天地届く御柱(中串)の地上側の出口が君の宮の中柱なのだと思われる。
参考:
【九輪】クリン −広辞苑より−
塔の露盤上にある心柱上部の装飾。請花(うけばな)の上、水煙(すいえん)の下にある九つの輪。宝輪。
『車の腕木 九の輪の 響きて巡る 生気の数 万三千六八十 人の息 細波もこれ』ミ6文<
17という数字は天と地を結ぶ数字なのかもしれません。
または日(太陽)が8、月が9を示しているのかもしれません。
同じく、駒形さんのサイトより。
http://gejirin.com/src/Sa/sakiri.html
>サキリ
→ 語義
精霧。紗霧。
精妙で目に見えない霧。
天と地をつなぐ透明な御柱(中串)があり、その柱の中の管 (九の輪) を通してアメノミヲヤの生気が地に送られる。
その生気は管から出ると精霧となって地上に広がる。「中串の息」とも言う。
精霧には日の陽エネルギー (陽気) である "天の精霧" と、月の陰エネルギー (陰気) である "地の精霧" の二種がある。『ヱの神』は冬に天の精霧を用いて春を招来する。一方『トの神』は夏に地の精霧を用いて秋を招来する。
この精霧が「ウツロヰ」「シナト」に喩えられているのかも知れない。<