「「秩父札所を往く 30」 〜 30番札所 法雲寺 〜」
秩父札所を往く
「秩父札所を往く 30」 〜 30番札所 法雲寺 〜
@ 30番札所「瑞龍山」法雲寺は秩父市の荒川白久地区、「熊倉山」の山麓にある。
29番札所「長泉院」同様、かつては荒川村と呼ばれていた地区である。
参道の丁目石が風情ある好ましい霊場だ。
A 境内は日本庭園風に整理されていて、野趣とはまた違った美しさがある。
B 本殿は「唐様」といわれる秩父札所では良く見かける建築様式。
朱色が目に映える。
C 本尊は「如意輪」とよばれる観音様だが、残念ながら堂内が暗くて良く写っていない。
秩父札所で如意輪観音を祀るのは此処と9番札所の「明智寺」だけである。
D この札所の本堂には何とも奇妙な宝物が陳列してある。
これは「龍の頭骨」だというのだが。
E 同じく「天狗の爪」なる宝物。
F 「楊貴妃の鏡」。
「霊鏡の因縁によってこの寺に楊貴妃観音が祀られた」、とあるが詳しい由緒はわからない。
G 境内にはこんな苔生した石仏群も。
H 境内の池に本堂を写し込もうとした1枚だが、薄すぎて目を凝らさないとよくわからない。
もうすこし光線状態が良ければよかった。
★ 次回(時期未定)は31番札所「観音院」をご紹介します。

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