歌曲CDレコーディング

2008/3/16 | 投稿者: KINOSHITA

 昨年後半は吹奏楽の録音が2回続きましたが、今回は歌曲。13,14日と、府中の森芸術劇場ウィーンホールでレコーディングが行われました。声はダイナミックレンジが広いのでただでさえバランスが難しいのに、今回はそれぞれ魅力の異なる歌い手の方が3人、しかも中の一曲集はピアノとサックスの共演というとりわけバランスの難しい編成だったので、2日間で何度も立ち位置やマイクの立て方などを変えなくてはならず、スタッフの皆さんはさぞ大変だったと思います。幸い経験豊富な敏腕ディレクターF氏とエンジニアI氏、H氏のおかげで、どの作品もとてもいい響きとバランスに録れました。編集が仕上がるのがとても楽しみです。

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 今回録音に使った府中の森芸術劇場ウィーンホール。天井の高いゴージャスなホールで響きが素晴らしく、演奏者の皆さんも歌っていて気持ちがいいとおっしゃってました。ただ、ミキシング・ルームは地下に作られたのですが、階段を四回分くらい降りなければならないほど深くて、足ががくがくになりました。一回テイクを録ると必ず演奏者の皆さんにも聴いていただいたのですが、全部で11曲ピアノを弾いてくださった小原孝さんには、20回以上も上がったり降りたりしていただいたことになります。小原さん、疲れさせてしまってごめんなさい。

 最初に録ったのはバリトンとサックスとピアノのための歌曲集「父の唄」(仮)。珍しい編成なのでバランスはエンジニアの方にお任せしたのですが、松井さんの柔らかいバリトンと彦坂氏の魅力的なサックスの音色がうまくブレンドして大満足。この作品集のみ新曲で、それほどお三方で合わせていただく時間がなかったのですが、本番ぴったり決まるのはさすがです。正式初演は今月の28日に旧東京音楽学校奏楽堂(午後7時開演)で行われます。

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東井美佳さん(pf)松井康司氏(bar)彦坂眞一郎氏(a.sax)

 次の作品は「C.ロセッティの4つの歌」。これは合唱版もあるのですが、ドラマチックなので声楽版のほうが人気があるようです。神野靖子さんと小原さんの名コンビでこの曲集をもう何度も演奏会で歌ってくださっていて、ぜひCDに残しておきたいと思いました。その美声と豊かな表現力をぜひ多くの皆さんに聴いていただきたいと思います。

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神野靖子さん(sop)と小原孝さん(pf)

 そしてもうひとつが歌曲集「晩夏」。これは初演から10年くらい経つのですが、とても難しい曲集なので今まで全曲通して演奏してくださる人がほとんど現れませんでした。でも作曲者からすると、初めて書いた歌曲集として愛着があるだけでなく曲の質も高いと信じているので、今回もっとも信頼する歌い手のお一人、野崎由美さんにお願いして歌っていただくことにしました。7曲あってそれぞれ凝った難しい曲なのですが、緊張感のある素晴らしい演奏になったと思います。

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小原孝さん(pf)野崎由美さん(sop)

 三曲集とも雰囲気が異なるので、変化に富んだ歌曲集になると思います。録音は無事終了しましたが、リリースはたぶん秋ごろになるので、そのころまたご報告します。



2008/3/21  9:50

投稿者:KINOSHITA

まだはっきりしませんが、
たぶんそのうち出ると思います。
のんびりお待ちいただけると嬉しいです。

2008/3/17  23:47

投稿者:dai

私も大学時代には日本歌曲を歌ったことが
あるので「父の唄」をぜひ歌ってみたいです。楽譜の出版予定はありますかね?

2008/3/16  23:05

投稿者:KINOSHITA

とてもいい録音ができて作曲者として嬉しいです。
2日間ありがとうございました!

2008/3/16  23:02

投稿者:y.nozaki

お疲れ様でした〜〜〜!
とても和やかな雰囲気の中でレコーディングできて、楽しかったです。ありがとうございました。
CDのリリースと先生の新曲を楽しみにしています。
よろしくお願いしま〜す♪

http://www.geocities.jp/nozaki_yumi/

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