ムジカ・アルブル

2008/10/2 | 投稿者: 木下牧子

 数日前にもお知らせしましたが、明日3日(金)午後7時から、かつしかシンフォニーヒルズ モーツアルトホールで、「ムジカ・アルブル」第二回公演が行われます。これは柏市の音楽家たちが立ち上げたグループで、昨年に続き二度目の公演だそうです。今回はオール木下プログラムとのことで、私の作品の中から、女声合唱曲集、歌曲集、ピアノ曲、ピアノ連弾、サクソフォン四重奏曲という変化に富んだ選曲をしてくださっています。
 ちょうど一週間前(もうそんなに経ってしまったとは!)に開催した木下牧子作品展3「室内楽の夜」は、個性的な編成の現代作品ばかりでしたが、今回は編成も内容もかなり親しみやすくメロディの美しい作品揃いとなっています。(ピアノのための「夢の回路」だけかぶっていますが。)

 今回のプログラムでの注目は、女声合唱の最新曲集「花のかず」の事実上の全曲初演がおこなわれることと、私のもっとも初期の作品!サクソフォン・カルテットが本当に久しぶりに演奏されることです。「花のかず」はシンプルな二部合唱ですが、とてもメロディが美しくて大人っぽいです。今年出版されてすぐ重版になりましたが、音楽之友社の別冊付録への書き下ろしだったため演奏初演がされず、あまりまだ知られていないようです。今回はプロの女声合唱団なのでしっとりした大人の演奏が聴けそうです。ぜひ女声合唱の皆さんに聴いていただきたいです。
 それからサクソフォン・カルテットは私が東京芸大2年の時書いた最初期の作品で、とっってもおフランスな雰囲気の典雅な作品です。石桁真禮生先生に「大家がビール飲みながら一気に書いたような曲」というお言葉をいただきました。これは「すごい褒め言葉」らしいです。今はこういうピュアでオーソドックスな曲はとても書けない気がしますが、自分ではとても気に入っている作品です。この機会にぜひお聴き頂ければうれしいです。演奏するクローバー・サクソフォン・カルテットはキングレコードからCDデビューも果たした今売り出し中の若手実力派グループで、その演奏も楽しみです。

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ムジカ・アルブル第二回公演「木下牧子展」

日時 10月3日(金)午後7時開演 
場所 かつしかシンフォニーヒルズ モーツアルトホール

1. 女声合唱とピアノのための『花のかず』
  鈴木静子(cond)岡部裕司(pf)アンサンブル詩音(F-cho)
2.ピアノのための『夢の回路」 堀田万友美(pf)
3.サクソフォン四重奏「アンダンテとカプリチオ」
  林田祐和、田村真寛、貝沼拓実、坂口大介(以上Sax)
〜トーク  木下牧子(ゲスト)〜
4.歌曲集「秋の瞳」全9曲 渡邉真弓(Sop)、三原敦子(Pf)
5.ピアノ連弾曲集「やわらかな雨」 
  岡部裕司、堀田満友美(以上Pf)
6.女声合唱とピアノのための「ファンタジア」全6曲

一般:前売¥3,000 当日¥3,500 学生:前売・当日共¥2,800
問い合わせ ムジカ・アルブル事務局 04-7154-1679



2008/10/5  2:39

投稿者:バスバリトン

「室内楽の夜」は,どうしても都合がつかず伺えなかったのですが,こちらは聴かせていただきました。
夢の回路はCDに比べ,やはり生は引き込まれるようでとても印象的でした。
合唱もとてもよかったです。特に歌曲になっている曲はよく知っていたので,その表現力が新鮮で圧倒されました。

トークもお人柄が表れて,楽しく素敵でした。

お疲れとのことですが,ゆっくり休養をとってまた素敵な曲を聴かせてください。

2008/10/2  19:57

投稿者:河原木 孝浩

ううん、平日だとどうしても行けないのが残念!
次の機会を楽しみにしています。

おかげさまで、体調はだいぶよくなってきて、
ふつうに働いています。
あたたかいお言葉、ありがとうございました。

http://kawaragi.ddo.jp/

2008/10/2  15:16

投稿者:Tsubomi

「花のかず」早速今うちの団で歌っています。
岸田衿子さんのお洒落でちょっと哲学的な詩にマッチしたメロディー。「竹とんぼに」などの前奏・間奏など、本当に竹とんぼが空を高く軽々と舞っているさまが目に浮かんでくるのです。
ピアノと歌がひとつの世界をつくっているのですね。
あすは、あの楽譜が歌になって立ち上がってくるのをぜひ聴かせていただきたいと楽しみに伺わせていただきます。

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