東電

2011/4/10 | 投稿者: 木下

 〆切はいつもどおり迫ってくるのに、全然作曲する気になれません。原発事故がこれ以上悪化しないか、窒素注入はうまくいっているのか、汚水の汲取は大丈夫なのか、すべてが心配で。まあ心配したところではじまらないので、花見でも陽気にやっているほうがいいのかもしれませんが。

 実はさっき、原発事故についてずっと抱いていた考えを文章にしてアップしてみたのですが、読み直してみたら、社会批判を書き慣れていないせいかストレートになりすぎ、他の記事とバランスがとれないので削除しました。でも読まれたかたはそのまま覚えていて下さって結構です。

 判断ミス続きで日本の信用を失墜させた政府と東電幹部には腹が立つし、大スポンサーの東電に気を使って何も批判をしないマスコミにも失望しましたが、原発は危ないと知りつつ反対行動ひとつおこさなかった自分にも責任はあるんですよね。原発の危険を訴えている人が大勢いたのに、本もたくさん出版されていたのに目をつぶって知らないふりをした自分を考えると、誰を責める資格もないのかもしれません。
 
 せめて今回くらいはちゃんと発言していかなくてはいけない気がします。手遅れでないといいんですが。



2011/4/20  16:16

投稿者:木下

一週間ほど留守にしていました。
皆様書き込みありがとうございました。

 50キロ圏内の皆さんは本当にご心配だろうと思います。東京にいても心配ですから。
 まずは福島原発での放射能もれを完全に止めないと何も始まらないんだけれど、どう考えても事態が進展しているようには見えません。津波被害のあった地域の復興のためにも、東電と世界じゅうの原子力の専門家の方に智恵をしぼっていただいて、一刻もはやく事態を収拾していただきたいです。

 それにしても世界でも有数の地震国(しかもこれから活動期に入るとのこと)の日本の海岸沿いにこんなに原子力発電所があるのはどう考えても危険すぎます。今あるものはとにかく安全性を高めるしかないし、せめて新しい原発を立てるのはやめてほしいです。

2011/4/19  12:34

投稿者:山地人

以前恵比寿の合唱センターでご指導を受けた者です。全てのパートに魂が吹き込まれている先生の音楽がメンバー一同大好きです。

私の実家は原発50q圏、遠距離介護で毎週東北自動車道を走っています。専業農家の同級生や、避難地域隣町の小学校勤務の同級生から聞いている話です。

授業は窓を閉め切り屋内授業、遠足は中止。風評被害は作物にとどまらず、宿泊を拒絶され…
桃の果樹園地帯は、人間の苦悩に構い無くお花を咲かせ、一面桃色の雲の絨毯を敷き詰めたようです。去春と変わらない景色に胸がいっぱいになりました。

仙台で被災者のボランティアをしている長女は 大学正門の放射能測定数値には関心が無いと言います。「もうどうでもいい。みんな浴びてるし…勉強が手に着かない…」暗い瞳で話すのを聞くと、胸が塞がる思いです。
誰がこの若い人たちに責任を取るのでしょう。昔、原発についての不安(今現実になってしまったこと)を言葉にするたび変わり者扱いされたのを思い出しました。

避難所には日々慰問団が訪れ、音楽慰問はレベルによっては聴くに堪えない辛い(?)一時もあるようですが、自衛隊吹奏楽団は素晴らしい演奏を聴かせて下さり老若男女が聴き入ったそうです。

音楽は聴くお薬です。


2011/4/17  1:22

投稿者:端山

木下さま

こんばんは
コメントのお返事をいただきありがとうございました。

この数日で桜も散り始めましたね。季節の移ろいを感じつつ、余震に脅え、毎日の放射線数値をチェックし、被災された方の状況の改善を願い、被災地の映像を見ては言葉を無くす・・ような日々を送っております。
原子力発電とはどんなものか、私は今回の事故で初めて知ったことが多いのですが、漫画家である山岸凉子さんの短編作品「パエトーン」(1988年作品)が、今Webで公開されています。ご参考まで。

2011/4/14  22:05

投稿者:おーくぼ

はじめまして、こんばんは
目についてので、コメントします。

僕は日本で一番原発の多い福井県に住んでいますが、今回の福島原発の事故を見ても、別に原発がいらないとは全く思いません。危ないからいらないと言うのなら、自動車も自転車もバイクも飛行機も、もっと極端だと包丁も鋏もいらないということになります。でも、そんなことは出来ません。危ないからより、安全に運転する必要があるのに、それを怠り傲慢になっていたから、原発事故が起きたのだと考えます。だから、原発を反対しなかったことより、日本の科学技術は一流で、日本の原発やその他諸々は安全と思っていた傲慢さを国民皆がもっていたことを反省すべきではないでしょうか?

http://homepage1.nifty.com/y-ohkubo/

2011/4/11  3:07

投稿者:木下

端山さま
削除した文章を読んでくださってありがとうございました。ちょっとストレートでしたが、あれは紛れもなく私の本音です。このところ私もいろいろ考えさせられる日々ですが、そのせいで全く作曲が捗りません。

2011/4/10  14:32

投稿者:端山

こんにちは

歌曲のリサイタルなどに行ってから木下さんの作品に惹かれ、ブログも楽しませていただいています。

木下さんの文章の軽妙さ、はっきりとした物言い、揺るぎのない姿勢に、いつも同感することばかりです。削除されたものも読み、全くその通りだと思いました。
原発の被災から、私は今までの自分の生き方、暮らし方についても考えるようになりました。何とか収束されるように願うばかりですが、今後の社会の在り方も変わるように、と強く思います。

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