幻想小説

2007/8/11 | 投稿者: KINOSHITA

 お盆の時期はやはり幻想小説がぴったりきます。ようやく吹奏楽を書き上げた疲れもとれ、次のフルート作品に取りかかってはいるのですが、小説びたりが癖になって困っています。大編成の場合は曲のスケッチが出来てからオーケストレーションとかコンピュータ浄書とかをしなくてはならないので物理的に時間がかかりますが、一旦スケッチができればあとはひたすら仕事をすればいいわけで、ある意味単純作業です。
 でもスケッチはゼロから生み出す作業なのでとても疲れます。オーケストレーションのように何時間も連続してはとても無理で、2時間も集中したら心底ぐったりするので、散歩に出たり、別の雑務をしたり、お茶を飲んだり仮眠を取ったりという気持ちの切り替えが一日に何度も必要になります。そのとき小説を読む癖がついていると、わずかの気分転換のつもりがいつのまにか小説のほうに長時間没頭することになって大変危険。特にこう暑いと楽なほうに流れやすく・・。

 ここ数日は赤江瀑と渋澤龍彦のあと坂口安吾や夢野久作も読みふけり、その気分転換にときどき作曲しているといった体たらく。頭もすっかり現実社会から遠ざかって中毒症状です。さらに長くて幻想的で麻薬的に面白い本を探しに本屋に出掛けたのですが、まあ全然知らない作家だらけでびっくりしました。いつもは主に詩ばかり探しているので、私の知らない作家がこんなにいっぱい増えていたのに全然気づきませんでした。こんな大量の本の中からどうやって本当に自分の好きな本を探せというのでしょう。

 最近のもの(といっても出版は十年くらい前らしい)では小野不由美の「東亰異聞」が幻想小説の名に恥じない闇の深さがあって面白かったです。あまり後味の悪い暗さはいやですが、どこかに夜の闇が感じられないと物足りないですから。

 写真は地元の弁天様の狛犬。ちょっとお間抜けな顔が可愛いでしょう。

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2007/8/13  15:06

投稿者:KINOSHITA

おひさしぶり。
今はコンクール・シーズン真っ盛りなんですね。

うちのそばにでっかい公園があって木がこんもりしているので、日中も案外すずしいですよ。

2007/8/11  22:48

投稿者:副副顧問

木下先生、お久しぶりです。
岡山の副副顧問です。

暑い毎日が続いてますが、お元気にされていますか?

実は、今日NHKコンクールの県大会でした。
僕の高校は3年ぶりに金賞を頂くことができ、伴奏者の僕としても嬉しい限りです。

今日、木下先生の曲を演奏されている学校がありました!
「ひとつめこぞう」を中学生が、
「小譚詩」を高校生が歌われていました。
実はどちらの学校も、昨年も木下先生の曲を歌われていたんです!
ちなみに曲は「ほたるたんじょう」と「春は来ぬ」でした。
木下先生の作品が大好きなんでしょうね!

僕も今日「小譚詩」を聞いて、是非この曲を弾きたい!と思いました。
また機会があればいいのですが・・・

東京の方はまだまだ暑いでしょうが、お体を大切になさってください。
あ、先生のお宅の近く(裏?)の木の陰にいると涼しいでしょうか?(笑)

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