2009/6/6
「2nd Recording から」
- Shougo Ooshima -
彼と出会ったのはいつだったろうか -
うちのかみさんも在籍していた「ナショナル・オーケストラ」のライブだったのかな。。。
十数年前ぐらいだったか、確かなことは忘れてしまったけれど、
とにかく象が暴れ出したみたいに強烈なサックスの音の印象がのこった記憶がある。
それから何年か経ってドラムの海老原くんと、ショウゴさんと私の3人で、
「nova zipang」というユニットをつくってやっていました。
最終的には6人編成ぐらいになったのだけれど、本気で音を交えたのはそれが最初でした。
いまから、7,8年まえぐらいのことでしょうか。
その3人で始めたころが一番斬新である意味でアバンギャルドな感じでした。
荒削りですが、生々しく、とてもよく音に反応して演奏が響きあう感じを覚えています。
ショウゴさんのサックスはその生々しさがやはり良くて。
今は、当時に比べるととても安定した自分らしさをもっている感じます。
今回のアルバムの中では「黄色い蝶」という曲で吹いてもらっていますが、
これは今の私とショウゴさんの意志がしっかり染みこんだ仕上がりになっています。
細かな説明をすることもありませんでしたが、曲のもっている感覚を
しっかりわかっているんだと思います。
こんな叙情的な、また、ポエティックな感覚をもつサックスは僕はショウゴさんしか知りません。
是非、アルバム完成の際には聴いてみてください。

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投稿者: Hideki Matsushima
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