2010/8/25
「Lyric#0825」
何かを見失いそうになる。
だけど
トイレの小窓からみえる
小鳥の姿と かろやかな声に自分を見いだす。
もし憧れが人を動かすとしたら
僕はどれだけ研磨してゆけるのだろう。
情熱。
そんな言葉はきらいだ。
人目を気にしたように暑苦しく耳に残り。
そうではなく 情熱ほど熱く
言葉は静寂の中からのこととしていたい。
アン・シャーリーの言葉の束 煌めき。
ドビュッシーのため息と鎮静。
粗野な幻に打ちのめされていても
僕だけの言葉は いつも道の上に。

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投稿者: matsushima hideki
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