2007/12/18
アナログレコードからCDに変わり、すでにCDはスタンダードな存在となっています。
しかし、アナログファンからすると、CDは音が悪い・薄いと聞きます。
よくよく調べてみると、アナログレコードはアナログですから、広範囲な周波数の音を含んでいます。
それに対しCDは、容量的な問題等でマスターから焼くときに、いかに音を削るかということで製作されているようです。
一言で言うと、耳で聞こえる範囲以外の周波数はカットする。
耳で聞こえる周波数のみデータとして記録する。
ということです。
しかしこの聞こえない周波数が、空気感・場の雰囲気に結構関わっているようです。
耳に聞こえなくても、スピーカーのコーンは振動するので、その振動を微妙に人間の耳や、肌で感じることで、いわゆる空気感・場の雰囲気(臨場感?)が出るとのこと。
言われてみれば、確かに納得します。
またピアノを叩いたときに出る音は、可聴域以外にも様々な周波数を含んでいますから、生のピアノ(楽器)を聴きなれたかたは、やはり違和感を感じる場合があるそうです。

それらを解決し、さらにアナログレコードを完全に上回った高音質を提供する、新しいフォーマットがスーパーオーディオCD=SACDなのですが、情報量やサンプリング周波数がCDと比べると、かなり大きいので通常のCDプレイヤーでは読むことができません。
僕はSACDとCDの比較試聴はしたことはないのですが、どう聴いてもSACDの音質は素晴らしいそうですので、まだタイトルはそれほど多くはないのですが、SACDも聴けるプレイヤーを導入したいと思っています。
しかし昔聞いていたレコードから、一気にSACDまで飛ぶのは、時代を一気に飛び越えるような気分です。
どうやら、新しい音質向上デジタル技術のキーワードは「1ビット」「DSD」のようです。
今後世界的にも主流になりそうな予感もしました。
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