Ride Motorcycles
人生は事件?の連続ですね。オートバイを中心としたトピックを、書き綴っていきます。
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2009/3/11
「VESSELメタルライン830−MG4 & 820W−23」
工具
日本の有名なドライバーメーカーといえばVESSELなのは、疑いようのない事実だと思います。
どこの家庭にも必ずは1本転がっていると思われる、メジャー過ぎていわば空気のような当たり前の存在になっているほど、日本に溶け込んでいるといっても過言ではないでしょう。
その反面当たり前すぎて珍しさがなく、たゆまない企業努力によって得られたコストパフォーマンスさゆえ、VESSEL<洋物ドライバー のような構図が出来上がってしまっている感も否めなくはありません。
車に例えるとトヨタ車のようなものでしょうか。
自己顕示欲が強くなければ、どんな外国車よりもクラウンは乗り心地も燃費も故障率の低さも抜きんでているのと同じこととも思います。
余談というかよく聞く話ですが、外国車勢の日本での戦略はブランド価値を高めるのに、その車種の中でも最高グレードのクラスを設定しているから高いんですね。
僕の先輩はドイツに出張した際に移動が多いことから、現地スタッフに安いレンタカーを手配しておいてと頼んだところ、ショボいBMWが来たそうです。
まぁ、輸入物≠何でも最高 ですよということで(笑)
ところで先日とあるホームセンターで充実の時間を過ごしていたところ、VESSELのラインナップ中でも中々目にしないドライバーを発見しました。
タイトルにもある
VESSELのラチェドラ
です。
しかもスタビとスタンダードの二種類そろっている極めて稀な状況。
もちろん買いですよ(笑)
プライスもtooヤング so good
スタンダードは1348円 スタビは798円
グリップ部分は、同社の代表作の一つであるあのクリスタルラインの高級塗装仕様ですね。
青く見える部分、実はマジョーラ塗装なんです、WEBの情報ではカラフルとしかなかったのですが、まさかこんなに凝っているとは驚きです。
光の加減でキラキラと色が変化します。
そして形状はあのリブ付き6角形グリップですから、触った瞬間子供のころから慣れ親しんだ感触が蘇ってきます。
ジャパニーズスタンダードと根拠はありませんが、そう思ってしまいます。
構造はスタンダードとスタビでは異なっています。
スタンダードはビット収納式。
クロスのbP,2,3と6mmのフラットが付属していて、グリップ後端部のカバーを外すと内部にビットを収納できるようになっています。
ですので、アレンジも可能ですね。
ビットの保持は多くのラチェドラが採用するマグネット式。
マグネット保持だとちょいっと心許無いと思うところですが、結構強力な磁力のようですからまず大丈夫でしょう。
ただし、奥の方にあるネジに出来の良いビットが食ってしまうと、外れる心配もあるのかな?
ラチェット機構リリース時にはバックラッシュが若干ありますが、ラチェドラと考えればそれほど問題はないですね。
バックラッシュだけで比較すれば、数倍の値段がする上位ものと変わりません。
技術的なトピックとしては、【US Patent 6450067 - Ratchet driving tool】という、台湾の方が出願したラチェットドライバの特許を使用しています。
ラチェットは左右と固定
黒い切り替えリングをつまんで、グリップを回したい方向に回転させれば、その方向側は固定される。
中立位置でラチェット機構は停止(固定)となります。
スタビは常時ビットを差し込んでおくタイプで、予備ビットの収納場所はありません。
ビットの保持はボール式。
前々回に記事を書いたSnap−onの差し替え式ドライバーや、KTCのラチェドラのようにかなり保持力があるので、ハードワークにもストレスがたまることがなさそうですね。
またこのようなホルダー側にビット保持ボールがあるタイプは、専用のコスト高なボール内臓ビットを買わなくても済むので、ランニングコストは有利です。
ラチェット機構リリース時にはバックラッシュがなく、快適に使えます。
駆動方法はスタンダードと同じく、ラチェットは左右と固定の3段階動作。
黒い切り替えリングをつまんで、グリップを回したい方向に回転させれば、その方向側は固定される。
中立位置でラチェット機構は停止(固定)となる構造です。
作業性は可もなく不可もなく。
【1.トルクがかけられるし、2.早回しもできる。】
実はこの二つ、結構二律背反ぽかったりするんですよね。
これにかけてはVESSELは結構研究してるのかなと思います。
また時期を見て、僕がバイクのメンテナンスで使う場合に要求する、ドライバーの機能を考えてとっかえひっかえ試した結果辿り着いた、私的にはVESSELの最高傑作であるbS500の記事でも書くときに触れてみたいなと思っています。
最後に最上位機能は勿論カムアウトすることなくネジを回せて、ネジを緩め終わってまたはその逆でも、ビットからネジが落ちないことはとても重要です。
日本のネジには日本のドライバー、まさにそう言わしめんばかりの吸着力です。
適度な抵抗で溝に隙間なく吸着し、そのまま逆さにするとドライバーさえも保持してしまうその食いつき。
素晴らしいですね。
しかしこの値段でビットがたくさん入るのなら、車載用候補に入れても問題ないでしょう。
ビットがじゃらじゃらと、グリップの中で踊ってしまうのはご愛敬ですが。
投稿者: イケピー
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投稿者:イケピー
2009/3/11 23:15
>>ストラトさん
褒めすぎというか誤解です。
言葉じゃ何とでも書けますから。
車はJEEPに乗ってた頃はメンテしてましたが、乗用車になってからは頑張ってオイル交換位です(汗)
ストラトさんはフェラーリを自分でメンテされたりするのですか?
投稿者:イケピー
2009/3/11 23:07
>>耳へんにハム心さん
コーナンじゃないんですよ。
長津田のビバホームです。
材料も道具もあのコーナンをはるかに凌ぐメガストアです。
このラチェドラ、常時在庫っぽかったけど残り1セットでした。
投稿者:ストラト
2009/3/11 20:03
イケピーしゃんほどメンテの腕があれば、工具も幸せでしょう。まして下手でも工具はちゃんとしたもの必要ですよね。
車もいじるのかな?
投稿者:耳へんにハム心
2009/3/11 1:44
あ、良さそう。今度コーナンで見てみます。
っていうか先に実物見てからその足で・・・(笑)
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