2010/5/30
もうギガビット回線変更は完了しているので、さぞかし早いのでしょうねと、期待に胸を膨らませながら、速度計測をしてみました。
まずは初期設定でのベンチマーキングということで、Rwin値(受信確認を送信側に送る間隔を示す値)はまったくのデフォルトです。
またパーツ構成による相違も見たかったので、3機種で試してみました。
計測サイトは、ブロードバンドスピードテスト を利用しました。
(1)PC1 WinXP Q9450 HDD ギガビット対応オンボードLAN
下り受信速度:53Mbps
上り送信速度:17Mbps
(2)PC2 WinXP Atom N450 SSD 内蔵無線LAN
下り受信速度:22Mbps
上り送信速度:13Mbps
(3)PC3 Win7(64BIT)Q9550 SSD(RAID0)
構築途中のため実施せず
??思ったより遅い
(2)はルーターがMAX54Mbpsのものに加え、距離などがあるのでまずまずか
しかし(1)は、チトだらしないか。
1Gbpsに対応するにはのチェックとして、以下の項目がギガビット対応製品でないと、ボトムネックが生じて速度が出ないようですね。
・ルーター
・通常のLANハブや、スイッチングハブ他
・LANケーブルカテゴリ5以上
(条件によってはそれ以上必要)
・PCが対応しているか(ギガビットLAN対応の増設ボードもあるようです。)
・ある程度のPC性能が必要な気が・・
僕の環境では、ルーター、スイッチングハブが対応してませんでした。
せっかくですから、環境改善のため機材の入れ替えを実施しました。

知人の大工さんが整備してくれた、通信機材スペースにギガビット有線LAN対応及び、無線でも300Mbpsで飛ぶバッファロー社のダイバーシティアンテナ(昔のナビみたい・・・)付きのルータを導入。

回線分岐部のスイッチングハブをギガビット対応製品に交換
これでもう一度測定を。
(1)PC1 WinXP→Vista変更 Q9450 HDD→SSD変更 ギガビット対応オンボードLAN
下り受信速度: 53 → 246Mbps
上り送信速度: 17 → 71Mbps
(2)PC2 WinXP Atom N450 SSD 内蔵無線LAN
但し、無線ドライバ等通信関連ドライバ類すべてアップデート
(LANドライバはギガビット対応へアップデート)
下り受信速度: 22 → 40Mbps
上り送信速度: 13 → 15Mbps
有線LANでの測定値(参考)
下り受信速度: 43Mbps
上り送信速度: 22Mbps
(3)PC3 Win7(64BIT)Q9550 SSD(RAID0)
下り受信速度: 240Mbps
上り送信速度: 100Mbps
と、まぁ満足のいく結果に
ただ、速度計測サイトにより、数字がマチマチな部分がありますので、同じサイトでの相対比較が良いのかと思いました。
試しに測定したサイトの中では、ダウンロード速度が450Mbpsを記録した所もありました。
当たり前なのでしょうが、以下のすべてがギガビット対応でないと、通信速度は向上しないようです。
ルーター、ハブ、ケーブル(最低カテゴリ5e以上、今は7まであるようですね)、LANボード(チップ)/ドライバ
加えて、パソコンのスペックにも結構依存するようです。
おわり
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