Ride Motorcycles
人生は事件?の連続ですね。オートバイを中心としたトピックを、書き綴っていきます。
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古いオートバイの省電力(2) »
2011/8/19
「古いオートバイの省電力(3)」
モーターサイクルラボ
こんにちは、イケピーです。
コースの隅っこで、せこせこデータ取りをしています。
さすがに自宅じゃできません(汗)
この記事を書いているのは真夏の8月ですが、データ取得は春先でしたので外気温は20℃前後。
あの頃は快適だったなぁと、汗ばみながら思い出しています。
では早速本題に。
データ取得がすべて完了しました。
必要な結果の一覧だけ載せても良かったのですが、それだけですと味気がなくつまらないので、だらだらとある程度解析したデータを載せます。
1.満充電済みのバッテリーを接続し、電装品をすべてOFFにした場合です。
すごいですね、83.5℃まで上昇しています。
アイドリング回転数でこの数値ですから、回転を上げて発電量が増えれば・・・
素手で触れば火傷は必至の温度ですね。
CPUだったら熱暴走必至でしょうか・・
発電された電気は、ほとんど消費されずに熱として捨てられているようです。
バッテリー充電電圧も14.8vと結構高めです。
サービスマニュアル推奨値の上限寄りですね。
レトロフィットが不可能な密閉型バッテリーだと、お餅みたいにプクーっと膨らみそう。
しかしアイドリングでこの温度ですか・・・
2.満充電済みのバッテリーを接続し、ヘッドライト(55w)のみONにした場合です。
44.3℃と約半分まで温度が下がっています。
発電された電気が適度に消費されることにより、レクチファイヤ・レギュレーターの負荷が減っているようです。
★考察してみました。
結局はACジェネレーターで作られた電気エネルギーを、どこで消費するかという話になってくるようです。
その使い用途としては・・・
1.レギュレターで熱に変換する。
(捨てる。)
=電装品を使用しない場合。
良く耳にする、電子部品は熱に弱いということで考えて、アレニウスプロットを持ち出せば、『温度が10℃上昇すると寿命が半分になる』ことから、今回の場合は温度差が約40℃ありますので、単純に考えてレクチファイヤ・レギュレーターの
寿命が1/16になる!
。
実際は大げさな話ですが、使っている材料の温度依存特性等が分からないことはさておいても、放熱が良くない場所に搭載してあるレクチファイヤ・レギュレータの、いわゆる”パンク”の話も分かる気がします。
あれだけ大きな放熱フィンを付ける理由からも、熱と寿命には強い相関があるのでしょう。
バッテリー電圧も高いですね。
バッテリーの充電状態や、走行する時間にもよるとは思いますが、過充電による発熱が原因で過度の液減りや、規格外のバッテリー使用時の破損などがリスクが”無きにしもあらず”ではないでしょうか。
10代の少年に例えると、溢れるエネルギーを悪いことに使う?
2.ヘッドライトで光と熱に変換する。
健全な方向ですね。
・レクチファイヤ・レギュレターの温度は下がる。
・ヘッドライトを点灯して認識性が高まり、
事故のリスクが減る
。
・端子電圧も問題なし(電力が一番小さなアイドリング状態で基準値を満足している。)
10代の少年に例えると、溢れるエネルギーを勉強、スポーツ、恋愛に使う?
3.バッテリーを充電する。
今回の実験では満充電のバッテリーで行いましたが、実際はバッテリーの放電が進んでいたりする場合もあるでしょう。
その場合は電力が充電に回りますので、充電への消費が増えることになるでしょう。
この場合はレクチファイヤ・レギュレター温度と、端子電圧が下がることになると推測できます。
ただし満充電になれば、レクチファイヤ・レギュレターの温度上昇が始まるでしょう。
自分のは満充電まで時間がかかる??
もっと乗ってあげるか、定期的な充電メンテしましょうね(笑)
投稿者: イケピー
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