ツーリングの帰りに車体を眺めていたら、フォークのオイルにじみを見つけてしまった.....
にじみは左側だけのようです。
ダストブーツを外してみると、オイルシール上もオイルで濡れているので、シールのリップが損傷しているのでしょう。

けれど、新品インナーチューブ、オイルシール交換後(フルレストア)からの走行距離は、2000kmも走っていないんです。
シールは純正新品を点検してから組んだので、使用過程での損傷でしょう。
インナーチューブを点検したところ、車体前面の摺動面に比較的大き目のキズが付いています。

車両進行方向前側でしたので、走行中の飛び石などによるものかなと思っています。
まぁショックな出来事だこと
画像は修正途中のもの。
オイルストーンで、バリを軽く除去したのち、♯600→♯1000→#2000のペーパーで修正。
修正は横方向のみ。
縦方向は、オイルの通路を形成してしまうため、またオイルが滲んでしまいます。

修正にした理由は、新品交換がかなり高額となってしまったこと。
パーツが出てくれていることは感謝の一言に尽きますが、まずは修正してみてダメだったら交換でしょうか。
ちなみに、今回使用した純正新品フォークはかなり昔に12000円で将来の予備品として、購入したもの。
そういえば最近のバイクって、例外ないくらいにインナーチューブを飛び石等から保護する「フォークガード」が装着されてますよね。
あれって、絶対効果があると思います。
いや、マジで装着検討しようかな。
それはそうとして、まずはシールを交換しないと。

スプリングシートとクリップがハマる部分には、面倒なんですが組みつけ後、シリコングリスを塗布するようにしています。
ここ、プラグのエア抜きから侵入した水分で、高確率で腐食する場所なんですが、グリス塗布により腐食と縁切りできました。

取り外しの時面倒なんですが、そのひと手間をどうとるか、でしょうか。
フォークオイル、もったいないなぁ

2000km走行だと、こんなに奇麗なレベルなんですね。
再使用も考えましたが、一応新油へ交換。
その後760kmほど走行しましたが、完治できたようです。

スタイリッシュさを兼ねた、ストーンガードを探さないと。