今年の8月は暑かったですね。
暑さが少々苦手な私は、仕事のない日は家でひっそり過ごしていましたが、演奏やレッスンのある日は元気に出かけていました!まだ小規模に、気を遣いながらとはいえ、少しづつライヴができるようなってきて、お客様に生で音楽を聴いていただいたり、誰かと一緒に音楽を奏でることがなんとも嬉しい8月でした。
私はずっと北海道にいましたが、以前から楽しみにしていた素敵なミュージシャンの方たちとの共演ライヴが、見送りにならずに予定通り開催できて、嬉しくわくわくすることが続きました。
8月1日、じょじょにて、ハープの田中麻里さんとハンマーダルシマー小松崎健さんとのライヴ。
麻里さんは昨年演奏を聴かせていただいていますが共演は初めて。ご一緒して、まろやかな音色と、バッキングに回られたときの美しいアルペジオがことに印象的でした。キャロランなど、美しいアイルランドの曲を中心に北欧の曲も交えてご一緒させていただきました。
健さんのダルシマーと麻里さんのハープと私のカンテレ、似ているようで違う音色が響き合って溶け合って、とても楽しいライヴでした!
8月4日は、レッドベリースタジオで、ライヤーのジョン・ビリングさんとご一緒させていただきました。
穏やかなライヤーの音色。
美しい静かな風景のようなジョンさんの音楽とご一緒するのは、自分もその風景の一部になったようで素敵で幸せでした。
健さんと麻里さん、ライヤーのKanonさんやMakicomさん、カンテレの皆さんなど音楽をなさる方もたくさん来てくださいました。
ご来場の皆さん、ジョンさん、企画してセットアップしてくださった夏本道子さん、ありがとうございました。
RAUMAも、久しぶりのライヴでした!
8月9日長沼のあまりやさん。ぶどうの葉を透かして見る窓からの田園風景が絵のようです。
あまりやの静子さんの温かなおもてなしと、あまりやの美しい風情をこよなく愛する皆さんが集ってくださって、和やかな嬉しいライヴとなりました。久しぶりのRAUMAでの演奏はもちろん気分も大いに盛り上がリました!
そして8月22.23日はRAUMAで十勝へ!
札幌から高速で2時間半。久しぶりの遠出です。
新得町の、古い校舎を生かした素敵な場所、新内ホール。

サウンドチェック中。昼間はレースのカーテン越しに緑の風景が広がります。
そして夜になると森がライトアップされて。。
入場制限をしているとはいえ満席のお客様にお越しいただいて、RAUMAをじっくり聴いていただきました。
美しい会場で、良い音で演奏できて幸せです。
万全のご準備で迎えてくださった菊地さんご夫妻はじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。
新得では、スロウ inn 楓 というなんとも寛げる素敵なお宿に泊まらせていただきました。エゾリスがすぐ窓の外!
こんなに近い!

お世話になった菊地さんご夫妻、楓の遠藤さんと。お話、楽しかったです〜!
さて、新得町から広々とした十勝をドライブして音更町に向かいます。
9月にオープンする「発酵書房のんびり屋」さんに伺って、のんびり屋さんの浦木さんご夫妻、のんびり屋さんのお仲間でもあってRAUMAの友人でもある写真家・絵本作家の小寺卓矢さん、ミュージシャンのヨッシーさんや、「こんとあき」のこんちゃんたちとご一緒に素敵な時間を過ごしました!
旅はやはり素敵です。
さて、8月末には、スウェーデンの伝統音楽を演奏する野間友貴さんが来札。アミカと札幌市資料館で2日間のコンサートをご一緒しました。北欧伝統音楽を全面に出したコンサートでしたので、私のソロも北欧の伝統音楽・フォークミュージックに絞ってお届けしました。
スウェーデン留学を経て、以前にも増してスウェーデン伝統音楽を突き詰めている野間さんの演奏、ちょっと土の香りがするようで、とても素敵でした。野間さんのハーディングフェーレ、フィドルと、カンテレの共演は、音色がなんとも心地よく重なって嬉しく楽しい。
企画してくださった朝倉さん、アミカの運営を手伝ってくれたサルミアッキの皆さん、資料館で運営に加えてオープニングも飾ってくださったシンフォニアフェニックスジャパンの皆さん、ありがとうございました。

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