楽譜を逆立ちで!
それは考えたこともありませんでした。
別な混乱はなさいませんか。。。?
シベリウス・アカデミー出身でも、高音手前の演奏を得意としている人や、ティモ・ヴァーナネンのように、両方を使い分けている人もいますね。
また、シベリウス・アカデミーでは低音手前が一般的なクラシックや現代音楽の学生さんも、一通り小さなカンテレや色々な奏法も学習するので、高音が手前の奏法も習うのだそうです。エヴァ・アルクラさんも、シベリウス・アカデミーに入って初めて、高音手前の演奏を体験したと言っていました。
大きいカンテレの場合は低音手前の方が複雑な演奏が可能なのでそれが主流になるのはやむなし、と思いますけれど、高音手前のキラキラした音色や特有の装飾音もやはり独特の味わいがあって、すっかりなくなりはしないだろう、という気がしています。
ハープのことはよく知らないのですけれど、扇柳さんのブログでも、以前、カンテレ(そのときは5弦)の高音が手前ということに関連してハープが話題にのぼったことがありました。そのとき、左手のポジションが小指側が低音になってピアノと同じために、高音が手前でも違和感がないのではないかしら、と思ったのですが、なるほど、垂直ということで、五線紙との関係は自由かもしれませんね。
ラトヴィアの事情はまったくわかりませんけれど、コンサートのフライヤーの写真を見ると演奏者は若い方のようですし、楽譜は多かれ少なかれ使われるのではないかしら、と私は思います。あくまでも想像ですが。
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