さあ、今年は2008年以来となるKantele camp in Hokkaidoを開催します!
今年は、キャンプも、カンテレのコンサートも、Finland Days vol.2のプログラムの一部として開催されます。
今回、講師に迎えるのはSari KauranenとTimo Väänänen。ともに、フィンランド伝統音楽をバックボーンに、新しい感性と優れたテクニックで大小のカンテレを弾きこなす素晴らしいアーティスト。
実はふたりは1995年にMinna Raskinenとともに来札して、実に繊細で美しいカンテレと楽しい歌を聴かせてくれました。以来、いつかまた北海道に来てほしいとずっと思っていたのです。昨年秋、キャンプに招く予定だったのですけれど、震災の影響で難しくなり延期。そしてようやく6月に来日のはこびとなりました。念願がかなってほんとうにうれしい!
ふたりはシベリウス音楽院在学中にA' Tre というカンテレデュオを組み、Martti Pokelaのアルバム"Snow Kantele"ではメインの演奏者をつとめています。
そして、サリとティモ、ヴォーカルのアニタとヴァイオリンのハンニ・マリの4人で編成したバンドLoituma は、フィンランドフォークにポップなフィーリングをとりいれ、カンテレの音色とコーラスをフィーチャーしたとても素敵なバンドでした。そう、後年、ねぎ回し少女のIevan Polkkaでネット上を席巻した、あのLoituma です!
ティモは、フィンランドのカンテレの世界でも一目置かれる存在。伝統をふまえつつ新しい世界へ広がっていく現代のカンテレの重要な担い手の一人です。そしてサリの天衣無縫な歌声は心のこわばりをほどいてくれるよう。
カンテレキャンプは、森の中で、講師の素晴らしい音楽に触れ、多くのカンテレ仲間たちと一緒にカンテレの音色にひたる濃密で得難い二日間。歌やフォークソングの時間も予定しています。
カンテレキャンプの日程は、6月9日(土)10日(日)会場は「札幌芸術の森」の絵画アトリエです。
そして、二人のコンサートは6月12日(火)ちえりあホール。
Finland Days vol.2 の3コンサート通し券(6000円)が、断然お得です!!

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