「セミナーのご案内「カンテレの構造的な音響について」」
kantele
黄の色調が濃かった小樽の紅葉が、少し赤を帯びてきました。今年は紅葉の期間が長い気がします。
さて、楽しみな企画のご案内です!
アールト大学の博士課程で音響学を専攻するカンテレ・プレイヤー、ヘンナ・タハヴァナイネンさんによるセミナーを、11月3日夜に開催することとなりました。ヘンナさんは9月からインターンとして浜松に滞在中。11月始めの連休に北海道を訪れることになりました。
なお、ヘンナさんは、11月2日は函館で地球祭りというイベントにおいてカンテレクラブのメンバーとともに演奏を披露することになっています!
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セミナー
「カンテレの構造的な音響について 〜音響学の見地から〜」
講師 ヘンナ・タハヴァナイネン
ヘルシンキのアールト大学で音響学を専攻するヘンナ・タハヴァナイネンさんは、5歳からカンテレを続けているカンテレ・プレイヤーでもあります。
音響学の立場から、カンテレの楽器本体の振動方式、音放射といった研究もしています。
9月から浜松に滞在しているヘンナさんが北海道を訪れる機会に、カンテレの音響に関するレクチャーを行っていただくことになりました。
興味をお持ちの方はぜひお越しください。
日時:2013年11月3日(日)18:30〜19:30
会場:札幌エルプラザ 3F OA研修室
主催:札幌カンテレクラブ
参加費:1000円
お申し込み、お問い合わせ あらひろこ arahiroko@hotmail.com
(公演後、同会場にて、ヘンナさんを囲んでの茶話会を予定しています)
Henna Tahvanainen ヘンナ・タハヴァナイネンさん プロフィール
ヘルシンキのアールト大学(旧ヘルシンキ工科大学・ヘルシンキ経済大学・ヘルシンキ芸術デザイン大学) 理学部メディア工学科博士課程に在籍。
専門は音響学、特にコンサートホールにおけるseat-dip effectの分析・モデリング・認識。
5歳よりカンテレを始める。
大学で物理学を専攻し、カンテレへの情熱と物理学への情熱の接点を模索するうち、楽器を分析し統合することが、その接点になると思い至る。
楽器工房 AmFの楽器製作者ユルキ・ポルッキ氏と協力して、改良型カンテレの音響測定を行い、振動方式と音放射の研究を行う。
この9月より、浜松市のYAMAHAにおいてインターン研修中。
(翻訳協力 河野千恵)

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