「トーベ・ヤンソン展、道立帯広美術館にて開幕しました」
diary
道立帯広美術館で、12月13日からトーベ・ヤンソン展が
始まりました!
開幕に先立って、12日のオープニングイベントに行ってきました。
帯広まで特急列車で向かいます。
広々とした雪原から雪深い山間部を抜けて、
車窓からの景色を楽しみながら、札幌から2時間半。
うっすらと雪景色の帯広は、十勝晴れと呼ばれる青空が広がって、
広々と気持ちがいい。
なだらかな起伏のある広い公園の中にたたずむ美術館は、
なんだかフィンランドの美術館を連想させます。
400点もの作品が一堂に会した素晴らしい展覧会。
この展覧会は、トーベ・ヤンソン生誕100年を記念して
ヘルシンキのアテネウム美術館で今年開催された展覧会を基に
日本向けにアレンジされた展覧会とのことで、
たくさんのムーミンの原画のほか、
それぞれの時代にトーベさんが描き続けた絵画も多く揃えられ。
本当に見応えがあります。
ムーミンの原画は、何度見ても、そしていくら細かく見ても
幸せでしみじみ嬉しい。
強い意志が現れているような、そしていつもお洒落な自画像がすてき。
戦時中の家族の肖像には胸が痛くなりました。
トーベさんとトゥーリッキさんが制作したミニチュアや、
毎年夏に無人島で過ごした夏の家が再現されたコーナーも。
オープニングイベントでは、
この夏の家の前でカンテレでフィンランドのクリスマスの曲を
弾かせていただきました。
幸せ。
そのあとのパーティでの演奏は、美しい雪景色を背景に響きも気持ちのいいロビーで。
素晴らしい展覧会で演奏できて幸せでした。
ムーミン好きの方は、帯広まで足を伸ばしてみませんか?
本当に素晴らしい展覧会です。来年2月15日まで。
また行きたいなあ。
トーベ・ヤンソン展サイト
十勝毎日新聞社
http://kachimai.jp/feature/tovejansson/
朝日新聞社
http://www.asahi.com/event/tove100/

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