フリーアナウンサーの村井裕子さんの朗読・構成と、あらひろこのカンテレによる「宮沢賢治の世界」
秋の帯広で終了しました。
会場の帯広市図書館はレンガ造りの素敵な建物で、中は広々と明るく開放的な雰囲気です。
朗読会は、満席なら80名ほどのお部屋を30席程に限定して、村井さんの前にはビニールシートのパーティション、私はマスクをつけての公演でした。
村井さんとはコロナ禍以降二度目の公演です。この状況に添った内容で村井さんが再構成されて、これまでより少し時間も短縮し、これまで「虔十公園林」全編を朗読していた部分を、今年は「銀河鉄道の夜」第三稿の抜粋でお届けしています。
村井裕子さんとは、宮沢賢治の没後80年を記念した2013年の企画以来、少しづつ内容を変えながら、宮沢賢治の世界をご一緒させていただいています。これまで札幌市内での公演のほか、北海道立文学館の出前講座という形で、遠方の市町村にも出向かせていただいています。
各地の図書館や学校、文化団体などから北海道立文学館に要請いただけると出前講座として伺いますので、ぜひぜひ、遠方の方もチェックしてみてください♫
今回は、8月にRAUMAで十勝を訪れた際にお世話になった方たちも何人も足を運んでくださって、たいへん嬉しいことでした。写真は、新得の菊地さんからいただきました。ありがとうございます。
まだイベント開催にも何かと制限の多い中、お運びくださった皆さん、気を配りながら開催に漕ぎ着けてくださった帯広市図書館の皆さん、ありがとうございました。
宮沢賢治の世界、これからも村井さんとともに深めて行きたいと願っています。

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