2006/7/6

こどもたちへ84  葬儀司会

 ドアのガチャガチャという音で、玄関まで走ってくる次女。そのまま、抱きかかえチューをしてやると大喜び…。

 恥ずかしそうに「おかえり」と言い、手を繋いでくる長女。

 ごはんをボロボロと床に落としながら、話しかけてくる次女を見ていると救われる思い…。

 風呂から出てくる二人の身体を拭いてやり、髪をドライヤーで乾かせてやる。「パパ、あついやん!」と怒る長女にげんこつを入れるとうれしそうに笑う…。

 寝る時間なのに、布団に入ろうとしない二人。長女を「明日は幼稚園があるから早く寝なさい。」と、叱りながら布団に運ぶ。次女もついてくるが、寝ようとしない。

 こたつでテレビを見ている私の横に来て抱きついてくる次女。背中をさすってやると1分もしないうちにスヤスヤと眠る…。

 8年前の話であるが、家族4人で過ごした最後の春…。

 そんな二人を、見捨ててしまった最悪の父親…。申し訳なく思う今日この頃。

 最近では、参観日に行ったり、プールに行ったりと仲の良い関係。

 二人とも元気で明るくやさしい人に育ってくれている。元奥様とご両親に感謝。

 こういった現実を書くことが良いか悪いかはわからない。「積木くずし」という本がブレイクしたことがあるが、主人公にされた娘さんの気持ちを考えると、私も書くべきではないのかもしれない。

 ただ、二人に正直な私の心を知ってもらいたいと思っている。人間の持つ弱さを理解してくれる時を信じて…。

 『あーちゃんの夢はね、パパと結婚することよ!』

 なんて本気で言っている次女を見ながら「ありがたい」と思うようになってきた。人を思いやる心の大切さを思う。

 今年の短冊に「おかあさんの身体が早くよくなりますように!」と書いた長女…。うれしくて涙が零れ落ちた…。

 「人」は「やさしさ」を持つことで、人生が大切に思えること!を二人にわかってもらえたら、自分が生きていた証となるような気がしている。

 多くの人を傷つけてきた私だが、今回のことで真摯な生き方をしなくては!と心に刻んだ10日間となった。私の関わりあるすべてに「ありがとう」と伝えたい。
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