■猪飼野セッパラム文庫「映像で見る朝鮮韓国在日」第6回上映会
猪飼野が舞台の橋下府政最後!の人権啓発ドラマ
『ホームタウン 朴英美(パク・ヨンミ)のまち』
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/4124/00000000/19movie(hometown).pdf
ゲスト:李京愛(イギョンエ)さん(原案者)
日 時:4月18日(月)19:00〜
場 所:猪飼野セッパラム文庫(大阪市天王寺区細工谷2-14-8)
090-9882-1663 masipon@nifty.com
近鉄「大阪上本町駅」から8分・地下鉄「谷町九丁目駅」から10分、環状線・地下鉄・近鉄「鶴橋駅」から15分
ドンキホーテ上本町店から東へ、セブンイレブン角を右へ約100m、左側3軒目 ※道に迷われる前にお電話ください。
入場無料(カンパをお願いします)
主 催:猪飼野セッパラム文庫
■コリアン・マイノリティ研究会第148回月例研究会
「文化的抵抗としての民族学級−東大阪市公立小学校の事例を中心に−」
洪里奈(ホンリナ)さん(韓国学中央研究院韓国学大学院修了(文化人類学))
日本の公立学校に通う在日コリアン児童生徒が朝鮮半島について学び、理解する空間が「民族学級」である。これまで韓国内において、在日同胞の民族教育、民族学校に関する考察研究は積極的に行われてきたが、日本の公教育における民族教育についての研究は注目されてこなかった。本研究は移住後100年を超える在日コリアンの現在地を考察する現場として日本の公立学校において実施されている「民族学級」を研究対象とし、在日コリアンであることのカミングアウト(名乗り)を通して集団に参加し、「ルーツ」を学ぶ児童と「民族」を教える「民族講師」との相互作用、そして彼らを取り巻く教職員や保護者との相互作用を観察することによって、彼らの実践(practice)がどのように、何のために維持されているのか、その実践の意味を明らかにしようとした。研究フィールドとなった東大阪市における民族学級は「母国語学級」という名称である。本研究では、母国語学級を実践集団ととらえ、母国語学級の空間で大切にされる「ルーツ」という概念に着目した。直接移動を経験した第一世代にとっての「ルーツ」は根(roots)と経路(routes)であったならば、直接的な移動を経験していない者にとって「ルーツ」の意味は何か、という課題について取り扱う。日本の現代社会は多文化共生を自称していた時代を経て、現在、政治的、社会的バックラッシュ時代を迎えている。このような社会で、名乗らない限り日本人として生きていくことも可能であるはずの子ども達が「カミングアウト」を経て民族学級に参加し、日本の名前とは異なる名をもらい、「区別」された文化表現を行う。これらは今日における日本の公教育から消えゆこうとする「在日韓国・朝鮮人」という人々を記憶しようとする文化的抵抗の実践である。それは、これから「在日韓国・朝鮮人」として生きていこうとする者、自らのルーツ(routes)を自らの手で紡いでいこうとする実践でもある。
日 時:2016年4月30日(土)14:00〜16:30
※4/29(金)・30(土)13:00〜18:00文庫開館1周年記念ブックフェア(古本・新本市)
場 所:「猪飼野セッパラム文庫」(大阪市天王寺区細工谷2-14-8) 090-9882-1663 masipon@nifty.com
近鉄「大阪上本町駅」から8分・地下鉄「谷町九丁目駅」から10分、環状線・地下鉄・近鉄「鶴橋駅」から15分
ドンキホーテ上本町店から東へ、セブンイレブン角を右へ約100m、左側3軒目 ※道に迷われる前にお電話ください。
参加費:800円・大学生400円・高校生以下無料 ★どなたでもご参加いただけます。
主 催:コリアン・マイノリティ研究会(猪飼野セッパラム文庫内)
http://white.ap.teacup.com/korminor/

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