●コリアン・マイノリティ研究会第45回例会
■【フィールドワーク】第14回「ふれあい芦屋マダン2007」
http:/www.multiculturalworld.org/ashiya/
ガイド:稲津秀樹さん(関西学院大学大学院)ほか、「ふれあい芦屋マダン」スタッフ
のみなさん
■日 時:2007年3月25日(日) 11:00〜15:00
■会 場:芦屋市立潮見小学校運動場(雨天時は体育館) 現地集合
阪急芦屋川駅・JR・阪神芦屋駅より南へ
(芦屋市潮見町1-2 0797-34-0721)
■参 加:無 料(どなたでも参加できます)
【開催趣意書より抜粋】
「芦屋マダン」は、1991年3月、「多くの子どもたちに、もっと韓国朝鮮の文化と出会ってもらおう」と始まりました。その後、「ふれあい芦屋マダン」に名称を変えても、最初の目的である「子どもたちが多く参加し、いろんな文化と出会う」を継承しました。その後、韓国朝鮮だけでなく、中国・インド・インドネシア・沖縄など多くの文化との出会い(ふれあい)に広げてきました。会場も市内の小学校をお借りし、各学校を回り、行っています。15年の歩みから、かつて演技出場した小学生が高校生や大学生となって参加したりしています。また、近隣の大学が「多文化共生のまちづくり」体験として参加を勧めているため、多くの大学生が企画段階からスタッフとして参加しています。 / 日本社会には、第2次大戦の旧植民地出身の在日韓国朝鮮人はじめ、少子化による労働力不足を補うため、また国際結婚、留学や研修などさまざまな理由で多くの外国人が住民として生活をしています。しかし、外国人のおとなも子どもも日本社会を理解しようとがんばっていますが、孤立して悩むことのほうが多いと聞きます。昨年、やっと政府の総務省も「地域の多文化共生を進めるように」と全国の都道府県や都市に通達を出し、地域での外国人への日本語や生活、仕事、医療、福祉などへの支援を進める指示をしました。 / 住宅地域である芦屋でも外国人は増え、1700人を超える人が住んでいます。今、芦屋浜地区では、外国人の親の集まりが「おとなのひろば―おとなコルモック」を開き、2006年9月には「こくさいひろば芦屋」が誕生しました。「こくさいひろば芦屋」では日本語学習のほか、懇親フェスタ、子どもの民族舞踊などを行っています。このような時代に、「マダン」が、出会い(ふれあい)を通じて共に歩み、平和に暮らす地域社会(多文化共生社会)をつくるための「広場」となることを願っております。

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