先日発売の某週刊AS誌に、FNとF3の今期ドライバー予想が載っていた。
今年は、昨今報じられている不況に加え、新型マシン導入ということもあってテストもまだ行われないし、情報もあまりないみたい。
FNに関しては、それでも確定推定合わせて14-5台の参戦と18人のドライバーの名前が並んでいる。ルーキーの名前は昨年F3で2位・マカオ優勝の国本京佑、07F3チャンプの大嶋和也、塚越広大がいる。
本山、立川、井出、金石年弘の名前に?マークがあるのは、判らなくもないが何か寂しい。
F3の方は、Cクラス7チーム9台・Nクラス8チーム12台、合計22台とエントリー予想は増えている。が、ドライバーの方は確定未確定含めて14名と少なめだ。少し前に参戦発表のあったドライバーの名前が載っていないのを考えると、今まさに契約交渉中でこれから発表、というチームも多いのだろう。
昨年FCJでチャンピオンを獲得した国本雄資がTOMsから参戦は予想通りだったが、同じくFCJの千代勝正・佐藤公哉のNDDPコンビがNクラスとはいえノバ・エンジニアリングから参戦というのは嬉しい。
もう一人、Cクラスのナウに名前の上がる岩崎佑貴にはちょっとビックリ。あまり目立たなかったFCJ参戦の2年に平行して、アジアでFルノー・Fルノー2.0に参戦し、昨年はランキング4位を獲得している。彼にとってFCJは余技だったのかもしれない。F3でどんな走りを見られるのか興味深い。
HONDAのREALがNクラスに、山本尚貴の名前とともに載っている。参戦が危ぶまれていただけに嬉しいが、開幕のグリッドまで是非マシンを進めて欲しいと願って止まない。
昨年海外参戦した関口雄飛の名前もクェスチョン付きだが載っている。速さは折り紙付きだが結果の残せない関口に、今一番必要なのは有能なアドバイザーやトレーナーかもしれない。健闘を期待する。
今年、F3のレギュレーションがだいぶん変わったそうだ。
全日本選手権クラスと、昨年から導入されたナショナルクラスの格差が縮まった。昨年までは、Nクラスはノンタイトルの格下だったが、今年はNクラスにも全日本のタイトルが設けられることになり、全日本選手権Cクラス・Nクラスになるという。
予選方式も昨年はクラス別に時間差を設けていたが、今年から2クラス混走となり、07年まで採用されていた第1ラウンド公式予選15分間、インターバル10分間、第2ラウンド公式予選15分間の方式に戻ることになった。
ポイント制もこれまでの1位20P〜10位1Pから変更され、1位から6位までが対象、1位から10P、7P、5P、3P、2P、1Pとなる。まぁ最後尾でも周回遅れでもポイントが貰えた昨年に較べたらスッキリする。
ポールポジション1P、ファステストラップ1Pの加算はこれまで通りドライバーポイントに加算されるそうだ。
ということで、気になるCクラスNクラスの識別方法だが、なんでもNクラスはフロントのサイドアームに蛍光イエローのテーピングが義務付けになるらしい。
20台を超えるF3マシンのレースを見ることができるかどうか、暫くは落ち着かない。

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