ナンバー付きワンメイクレースのネッツカップ・Vitzレースは、全国を5っに分けてシリーズが開催されている。北海道、東北、関東、関西、西日本、の各シリーズはさらに上位何台かづつを集めて、11月13日、チャンピオン戦を開催する。ここで優勝すれば、日本一のVitz使いとして上のカテゴリーにチャレンジの機会も増えるらしい。詳しいことはよく知らない。
たかがVitzと思うかも知れない。確かに、ナンバー付きの1000ccで車両変更範囲もごく少ない。アマチュァ向けのレースという印象は強いし、実際、エントラントの殆どは、これで必ず身を立ててやろうなんて本気で思っちゃいない、と思う。
でも、レースそのものは、並みぢゃあない。大体、きょうび、予選に残るだけでも大変なレースなんて、なかなかないよね。シリーズによっては予選3組まである。グリッド45台にほぼ3倍の倍率。目標は表彰台、から予選通過とか、完走&自走で帰宅とか、いろいろシビア。勝てるチャンスは少なくても、人気があるのはなぜなのか。不思議だ。
2002年、私の友人が会社の仲間とチャレンジした。全員ドライバー志望。仕方なくレースごとにドライバーは交替制。友人は筑波とモテギに参戦した。筑波はマアマア、モテギでは表彰台まであと一歩のところで、押し出されてグラベルにハマった。無念。リベンジだ〜と言いながら、以降仕事に追われてレースから遠退いている。淋しいね。
2003年、仙台HRでマイペースで走るノーマルの紺のVitzを見つけた。初レースのほぼ新車に違いないピカピカ。普通レース経験があれば、どこかしらに接触の跡がある。よっぽどの資金がなければ綺麗なクルマでなんか走らない。以来、東北シリーズにゆく度に気になってしまって(笑)
なんかね、すっごい楽しそうなのよ、走ってる感じが。もしかしたら車内で実況してないか?みたいな(爆笑)
去年あたりから、段々と経験を積んで、中段あたりでバトルを展開したりなんかして、ドキドキが楽しくなる。順位が上がるたびにクルマの凸凹も増えていくんだけど、またそれが勲章みたいで。
今年、そのクルマのリヤサイドがべこべこになっているのを発見!。ありゃりゃ、どっかで横転したのかな?よく見ればドアも替えてるみたい?うむむ、なかなかやるなぁ。身体は大丈夫だったんだろか?
Vitzはほかのレース車両に比べると、車高があるから案外簡単に横転するのかな?走ってナンボ、完走しなくちゃ意味がない、が当たり前のレースの世界。頑張ってほしいが、気を付けて。優勝カップにもアコガレるけど、やっぱり自走で帰れるのが一番だよね。
走ることの楽しさ、バトることのスリル。観ていても、走る楽しさが伝わってくるレースが好きだ。東北シリーズも関東シリーズも、明日が最終戦。お天気はイマイチだけど、みんなガンバレ!

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