4月19-20日、富士のシリーズが開幕しました。富士FJ1600第1戦と、恒例のワンメイク?シリーズ各クラスの混走による4時間耐久レース。そしてF4東日本シリーズ第2戦、ロータスカップ、スーパーカート富士シリーズ。
土曜決勝のカート以外は2デイレースなのでノンビリです。土曜の午前中は各クラスのスポーツ走行と、マッドハウス主催のK4走行会。午後の予選からがレースウィークになる。
来年一杯でJAF地方戦から外れるとともにSFJへの移行が進むFJ1600シリーズだが、今年の筑波ではエントリーが30台のフルグリッドを越えて増加気味、岡山では参加台数が足りずに不成立という事態になっている。今回の富士は13台のエントリー。昨年の参加台数は最大23、最少17、平均20台だったからかなりの減少だ。
昨年からの継続参戦組も年齢は高め、2年目の#21星健太と#27小島雅也#高梨寛也等はまだ20代前半だが、もう富士のFJはエンジョイレースの域なんだろうか、今後がちょっと心配だ。
レースはもてぎで優勝した謎のルーキー見栄張る週末派選手がポールtoウィン、42才だそうな、まだまだ若い、笑
スタート序盤から接触やら追突があって三分の1がリタイヤになり、少ないエントリーが更に寂しくなってしまったが、それでもトップ快走の週末派に続く2位争いは、#7#3#37の3台がスリップを使い合って周回毎に順位を入れ替える熾烈な展開で面白かった。最終ラップに前を走る#7高梨にギリギリまで張り付いてスリップから2位を奪った#37関根は、昨年のチャンピオンチーム・タツミレーシングからの参戦。昨年スポットで富士を一戦走ったが、その時は最後尾。その後APで6位、最終戦に3位を獲得している。年齢は20才、今後の活躍が楽しみだ。
F4は今回6台のエントリーを加えて全11台。昨年のチャンピオン#8位高敬の参戦とFJ1600にも参戦する謎のルーキー・見栄張る週末派のダブルエントリーは今回は無し。
西日本シリーズに参戦の#51久保田克昭と#89赤鮫オヤジは知っているが、#92の中村嘉宏は関西のドライバーだろうか。#9相馬撩は昨年富士FJ1600にスポットで出ていたと思う。#5の竜勝善は初参戦か。
オープニングは#14が良い加速でトップをキープ、2番手から#77野呂#50松沢#17大波、次いで予選7番手からジャンプアップの#89赤鮫#51久保田#2川口#4曽我と続く。
3周回目に#89に反則スタートのペナルティが表示。良く見ていたというか、ヤッチャッタって自覚があったのか次の周回にペナルティ消化して最後尾。
トップ#14の快走変わらず、2周目に2番手を奪回した#50が前を追うが間隔はあまり変わらず、3番手に上がった#17と等間隔で周回が進む。後段ながら延々続く#5竜と#9相馬の2台のバトルが面白い。最後尾から追い上げる#92赤鮫届かず11番手、ペナルティが残念だ。前回もてぎでペナルティ無視で失格になった#2川口、今回はピットロード速度違反で4グリッド降格の10番手から5位まで追い上げる。そこそこの速さはあるのに、これでは上位を走れない。勿体ないというかなんというか。
クラス混走の耐久レースはなんというかやっぱり楽しい。今回のN1400クラスは筑波でもお馴染みのスターレットが何台も走っていてちょっとチカラが入る。ロードスターは連結スタイルでストレートを走り抜けるしVitzのスリップからスターレットやロードスターが何台飛び出してゆくのか見ているだけでワクワクする。ビックリしたのはスターレットとロードスターのスピード差があまりないということ。幾つかの接触やトラブルはあったが、4時間の長丁場、みんな最後までしっかり激走していた。やっばり元気で楽しいレースが見たいよね♪
次の富士チャンピオンレースは5月25日

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