金峰山

2018/12/28 | 投稿者: クロちゃん

2006年11月18日 午前5時00分集合
交通手段 マイカー分乗
参加者  会長、キイくん、アオちゃん、アネゴさん、テルちゃん、エイさん、サッちゃん、ナカちゃん、シオジさん、ダイちゃん、ヘンちゃん、クロちゃん  計12名

コース 大弛峠8:15…9:00朝日峠9:10…9:50朝日岳10:00…11:20金峰山頂12:25…13:55朝日岳14:10…14:45朝日峠14:55…15:25大弛峠

花かげの湯16:30〜17:30  秩父着19:00
     
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「はい、息を止めて〜。」
「はいー、楽にして。」
「ふぅー。」

 凍りつく道路に参加メンバーは、緊張から全員固まって金峰山への登山口大弛峠を目指した。
道路が凍っているのは、大曲りのカーブの登りの場所が2箇所、そして50メートルくらいの直線コースだった。嫌でも車の運転は慎重になる。
大弛峠の気温は「−5℃」といきなり冬の世界に突入した。秩父も寒いが、2,000メートルを超える地点はその比ではないくらい寒い。

20度は超える車内から、いきなり氷点下5℃の世界に飛び出すのに心と身体の準備ができていない。早くも脳裏には“温泉”の文字がちらついた。
ピーンと刺すような冷気に「身体が縮こまる」とはこういう状況のようだ。
反面、嬉しい出来事もある。冷たい空気に澄んだ青空で「でっかい富士山」と南アルプスの山々が本当に綺麗に眺望できる。
久しぶりに素晴らしい感動の光景を眺めることができた。やっぱり来て良かったー。

今回の参加メンバーは、少なからず心身の一部に不安を抱えていた。
脚を痛めている人、寝不足の人、何度めかの更年期の症状が出た人などそれぞれに自覚症状を持っていた。私は冷気を感じ取る敏感な頭を持っている。
用意周到、毛糸の帽子は脱げません。皆、それぞれに寒さ対策をして出発。

症状が一番顕著に現われているのが会長だ。今月初めに東松山の“スリーディマーチ”50キロに参加して、20キロ地点で脚に違和感を感じ、そのまま完歩した影響で未だに脚を痛めている。
温泉に入った直後は「治った〜。」とニコッとしているのだが、しばらく経つと痛みが戻るらしい。
今回は、初めて使用するという杖(ストック)を持っての参加だ。

そんな心身障害を抱えたメンバーに心強いのは、参加メンバーの中にホームヘルパー、介護士の資格を持つ3人が含まれていることだ。
ところが……。

Aさん「僕は65歳以上でないと介護できません。」
Bさん「僕は車がないと何もできません。」
Cさん「私は80歳くらいの人が得意なんです。」

この時点で、介護の道は途絶えた。後は自力で何とかするしかない。山は自己責任です。
そして、過酷の試練……。
登山道は積雪が続いていた。踏み固められた雪は氷と化して、とにかくよく滑る。
「こんなこともあると思って、私アイゼン持ってきたのよ!」
偉い!でも、誰もアイゼン装着しようとしない。果たして…。本当に「偉い!」のだろうか。
「キャーッ」「ヒャーッ」「ウヘーッ」
アップダウンの登山道は良く滑る。転んだら痛いので慎重に進んだ。何人かは転ぶお手本を見せていたようだった。

やがて、朝日岳山頂手前の展望。
でっかい富士山。やっぱり富士山は雪をかぶっている景色が断然良い。更に見事な南アルプス連峰。しばらく呆けるのには最高の舞台だ。正直、こんな感動的な光景は久しぶりに目にした。
朝日岳山頂の展望台がまた素晴らしい展望だった。ゆっくり、のんびりと眺望を楽しんだ。金峰山には、過去幾度か訪れているが今回が最高の条件であった。日頃の行ないが良いのか、それともくたびれた参加メンバーに与えてくれたご褒美なのか、いずれにしても起死回生、感激、感動の世界だ。

慣れない雪道に素晴らしい景色が重なって、歩行ペースはいっこうに上がらない。まあ、そうでなくてもいつもゆっくりペースですがね。さすがにこの時期は登山者も少なく、追い抜く人、対面する人が少なくて他の登山者を気にすることは少なかった。

鉄山の巻き道を通過して、ホイホイと登れば稜線に出る。稜線は一面の銀世界。更に、瑞牆山と八ヶ岳の調和がこれまた素晴らしい。ここまでの疲れの表情なんて誰も見せない。自然と笑顔がほころぶ。ちょっと風が強いので、防寒着を重ね着する。

山頂から五丈石に向う。山頂には数人の登山者が食事を摂っていたが、ここ五丈石前には誰もいない。なるべく風の当たらない暖かいところで食事を、という単純明快、誰もがそう願う場所を見つける。
こんな環境でと思うでしょうがあるのです。
五丈石の南側は風が当たらず、すこぶる暖かい。平で十数名が陣取るには適した場所なのです。
おまけに、目の前には雲の上から富士山が“こんにちは”しているのです。寒風の山頂付近に比べたら天国です。
食事の最中、「私、暑くなってきちゃった。」だって……。
当会は、食うこと、飲むことにかけては最適な場所の確保も天下一品なのです。

帰路は、アイゼン持参したメンバーは遠慮なく装着して歩きました。安全第一です。“転ばぬ先の杖”でストックも有力な手段となりました。

駐車場に着くと、あれ?
我々の他に車がない。朝は十数台あったのですが、他の登山者はお帰りになった後のようです。
「アッ、左に1台止まっているよ。まだ戻ってない人がいるみたい!」
少しだけ誇らしく感じて大弛峠を後にした。もちろん、凍りついた道路では息を止めて静かに通過しました。
誰だ、“チンポウサン”なんて言っているのは……。
やっぱり、身体と併せて心のケアも必要のようです。


想い出のアルバム

でっかい富士山
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積雪の道
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南アルプス
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目指す金峰山
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瑞牆山と八ヶ岳
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証拠写真
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爽快な青空
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ここが山頂
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記念に残そう
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富士山よりダンゴ
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五丈石の前で
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枯れ立ち木
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朝日岳より撮影した南アルプス
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カシミールで作成した南アルプス
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過去の記録ですが、このブログにできるだけホームページ「山遊びの貯金箱」の記事を移行して残そう作戦敢行中




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