中高年安全登山講習会

2018/12/30 | 投稿者: クロちゃん

日  時  平成19年5月13日(日)午前7時30分集合
交通手段  マイカー分乗
参加者   埼玉県警察山岳救助隊の皆さん(16名)
      会長、キイくん、アネゴさん、テルちゃん、エイさん、サッちゃん、ミサちゃん、スミちゃん、エミちゃん、チーちゃん、ダイちゃん、シイちゃん、イワちゃん、シオジさん、ユキちゃん、キミちゃん、タケちゃん、ゼンちゃん、ハラカツさん、カッちゃん、クロちゃん  計21名
取  材   NHK、埼玉新聞社

ヘリコプター登場

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計画+装備=安全登山
『「ガチョーン!」と言えば…?』
『谷啓…。』
『はい、立派な中高年ですね〜。』

安全登山講習会はそんなユーモアたっぷりで始まった。
40才以上は中高年、山の事故は中高年に多い。

俺も心は若いが、みかけと実年齢は立派な中高年。
今回の実践安全登山講習会で印象に残ったことを紹介してまいります。

☆山では空腹を満たす程度で満腹になるほど食べない…遭難などのアクシデントに備えて、食料を確保しておくこと。

うーん、俺は無意識にそうしているな。いつも、おにぎりは家へお土産に持ち帰っている。おや?単に持っていく食料が多いだけかな……。

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☆雨具、ヘッドライトはザックのすぐに取り出せるところに入れておく…突然の雨、夕闇に備えてすぐに使えるようにしておくこと。

俺は、雨具はザックの中間で後ろの部分と決めている。ザックに手を入れればいつもの所にある。ヘッドライトは雨蓋で目隠ししてもすぐ出せるぞ。
ありゃ、電池が消耗している……。予備の電池も忘れずにね。ハハ……。

☆地図とコンパスの使い方…現在地の確認と向かう方向を確認する。道標を100%信じてはいけない。

これは、文章では現せないが、すごく勉強になった。これで、得意の道迷いは激減するだろう。道標は信じられない…。納得の経験があります。ところで、地図も間違っていることありますが……。やっぱり、生存率は野生の勘かな〜。
いや、地図を見る楽しみ、間違い探しの楽しみが増えました。

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☆携帯電話は必携…電波の通じない場所では電源を切ること。山では電池の消耗が激しい。通話ができない場合でもメールは届くこともある。

これは感心です。肝心な時に使えるようにしましょうね。ところで、メールってどう使うのさ…。「???」メールも覚えよう!

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☆山では目立つ服装が良い…迷彩服の上下は5m先でも分からない。

まっかせなさい!俺はいつも幸せのオレンジ色で目立っているぞ。でも、紅葉の時期は保護色になるかな……。

☆レスキューシート…銀色のシートは遠くから良く見える。ヘリコプターからも一際目立つ。

よーし!いつも携行しよう。レスキューシートは安価でコンパクトだ。誰だ、おにぎりの銀紙つなげて使おうなんて言っているのは…。

☆入山前に事前情報…現地で「登山口はどこですか?」なんて尋ねる人は危ない人。

俺は、登山口に着く前に「○○山ってどっちですか〜。」と尋ねているけど、凄く危ない人間かな…。初めての山は登山口までが遠いな……。

☆登る前にすること…登山口とコースの確認。尾根なのか、沢沿いのコースなのか。最初は登りか下りか。標高差はどれくらいか。地図を見ることによって確認する習慣を身につける。

あるよね〜。「こんな筈じゃなかった。」ってこと。こんなことなら、夕べ少し酒を控えるべきだった。「ひー、ひへー、ぜーぜー。」

☆標高によって気温が、風によって体感温度が下がる…標高100m上ると0.6度、風速1mで体感温度は1度下がる。目的の山の防寒装備を考える。

すると、標高2000mの山で風速10mあったら…………。
ダメだ!計算ができない!!算数の勉強が先だな。

☆今日の天気、日の出、日没…参加者全員が確認してくること。日没から30分で暗くなる。

なるほど…。日没前に下山できる計画を立てよう。思いだすなあ、日没の暗闇をヘッドライトなしに雲取林道を歩いた若い頃を、あの頃は若かった。バカだったとも言える。

☆正しいザックの背負い方…腰ベルト→脇の調整→背の調整→胸ベルトの順。それと、荷重が下に偏った場合にはザックを逆さにしてサイドベルトを締める。

そっか〜。逆さにして、サイドベルトを締めてと…。あれ?やっぱり重い……。あはっ、俺のザックはどうやっても重かった。

☆登山開始から10分で1度休憩する。時々、立ち止まっては周りの景色を見ること…靴の状態、服装の調整、体調の確認。

これは、いつもやっている「体温調整休憩」。爬虫類の人は大丈夫そうだ。

☆休憩は斜面を避けて平な場所で…なるべく風の当たらない場所が最適。休憩時にはザックに腰を掛けても良いが、足は延ばさないこと。足を延ばすと体調が狂う。

ザックの下の部分に腰掛けよう。おにぎりの上に腰掛けるとおにぎりがせんべいになっちまう。まあ、食えれば何でも良いという方は別です。

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☆トイレにポンチョが便利…ポンチョは何かと役立ちます。トイレで滑落するケースがあります。あまり、崖地に近づかないように。

男はあまり気にしませんが、女性には重要なことですね。ポンチョお試しあれ

☆サブリーダーは偵察役…道の分岐で進むコースが分からない場合、サブリーダーは50m程先に偵察に行くこと。

サブリーダー、がんばってね。

☆人間の声より笛…助けを呼ぶときなどは大声を出すより笛が有効。音も遠くまで聞こえるし、体力も消耗しない。

俺の声はでかいぞ。「助けてくれ〜。」「ピッピッピー!」やっぱり笛の方が楽だな。

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☆鎖場、残地ロープは一人づつ…あくまで補助として考える。全幅の信頼はできない。複数で掴むと他の人に振られて思わぬ事故を招く。あと、軍手は厳禁。滑り止めの手袋か素手で掴むこと。

これは、絶対の原則だな。人偽的な事故を招くことになる。ところで、ターザンはどうだったかな……。

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☆登山道で傘はダメ…「どうも、どうも〜。悪いね〜。はい、通してね。」頭に来ませんか?

傘差している人とすれ違ったら、今度石投げてやろうかな。ボンッ…。
「ん?」「ハハハ、落石みたいですね〜。」

☆下りに事故が多い…下り坂は、腰を落として膝曲げて、小股の逆ハの字で歩く。

ほう、ほうほう…。要するに、昔の『おじいさん歩き』ですな。昔の『おばあさん歩き』はダメですよ。
よし、やってみよう。「ホッ、ホッ、ホッ、ホッ…。」
「やだ、クロちゃん早すぎる!」
ハハハ、俺は秩父の小天狗だった。「ホッ、ホッ、ホッ、ホッ…。」
(じいさん歩きだよ。転ぶなよ。)

☆仲間が滑落した場合…怪我が軽い場合はセルフレスキューが基本。重傷の場合は救助を求めに行くが、必ず複数で行くこと。

ザイルにプルージックにカラビナで救助の実践訓練が行われた。
助けに行く場合は、滑落者の真上から行かないこと。ザイルにカラビナ3枚を使用して楽な引き上げ方を教わった。

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そしてクライマックス。
何と!本物のヘリコプターがやって来た。レスキューシートを振った。
ヘリコプターから確認できたとのこと。
現在地を伝えるのには周囲に見える目標物を確認して現在地を知らせること。
山岳救助隊の連絡を受ける人は山に詳しい方ばかりとは限らない。
連絡を受けた人は、受けた情報をそのままヘリコプターの発進者に伝える。

俺は、高所恐怖症。ヘリコプターで救助された場合、病院に着く前に意識不明になりそうだ。
そんな、救助を受けないためにも安全登山を心がけたい。
「計画+装備=安全登山」

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埼玉県警察山岳救助隊の皆さん、大変素晴らしい充実した講習会をありがとうございました。

講習会の内容が平成19年5月24日埼玉新聞に掲載、5月28日NHK「首都圏ネット」で放映されました。


過去の記録ですが、このブログにできるだけホームページ「山遊びの貯金箱」の記事を移行して残そう作戦敢行中




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