細久保谷支流仙元谷の美渓(浦山川水系)

2019/1/18 | 投稿者: クロちゃん

2006年4月22日

参加者 キイくん、クロちゃん       

 日頃、大滝地区の奥秩父を徘徊する私にとって浦山川水系は未だ足を踏み入れていない水系であった。いや、遠い昔にほんのちょっぴり本流筋に竿を出した記憶がある。

ここ浦山川水系に何故か無性に気にかかる渓があった。それが仙元谷であった。
早朝、初めての渓に向った。事前の情報を集めた結果、仙元谷に入渓する手前にゲートがあり、そこから林道を歩くことになる。
いつものことだが、初めての渓は不安と期待が入り混じる。周囲が明るくなりはじめた頃、ゲート手前の駐車スペースに車を止めた。

仙元谷は小滝が多い渓だった。そして、遠い昔人の往時を偲ぶ痕跡がいたるところにあった。炭焼き痕。ワサビ田。それから山棲の生活の拠点であっただろう廃屋の小屋が残っていた。
魚は居た。ヤマメが主体である。次々と現われる小滝の壷にポイントも飽きさせなかった。

だが……。
今年の渓は異変である。冬の降雪は皆無に近く、季節の変わり目の春にまとまった雨もない。当然に水量は弱く、川底は茶色と化して活性がない。
「まとまった雨が降れば……。」と願うばかりだ。釣れない言い訳にはちょうど良い状況ではあったが、春の勢いを感じられない渓は虚しく寂しい。

初めてすぐに釣り落とす。「魚は居る。」と直感した。小滝は容易にかわすことができ、遡行は快適だ。しかし、如何せん乏しい水量では淵尻に居付いた魚に走られてしまう。

「今、5尾走った。」(キイくん)
「良く数えられましたね。」(クロちゃん)
「いや、たぶんその位の数だった。」(キイくん)
「走られた場所では釣れませんよ。」(クロちゃん)

釣れないと分かっていても、魚を見ると執拗に竿を出すのは釣り人の悲しい性(さが)だ。当然、釣り落とした場所でも執拗に粘る。
滝壺を中心にポイントを求め、執拗に竿を出した。我々にしてはずいぶん長い時間釣りをした。それは仙元谷が与えてくれた美渓に魅せられたからに他ならない。

「ここまで来たら『グミノ滝』を見ないと後悔しますよ。」(クロちゃん)
「そんなに良い滝なんか?」(キイくん)
「見たことないけど有名です。」(クロちゃん)

グミノ滝は感動に値する滝だった。いつの間にか気温が上がって汗ばんだ身体をマイナスイオンが冷やしてくれた。全身でグミノ滝が歓迎してくれるのを感じた。来て良かったと心底思った。

廃墟と化した小屋の前に陣取り早めの昼食とした。もちろん自然の中に乾杯した。そうして、約3時間もの間“飲む・食う・寝る”の充実した時間を過ごした。

帰路、明瞭な山道に古く朽ちかけた丸太橋を幾つも渡り今回の釣行は終わりを告げた。

小滝がポイントを形成する
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精悍な野生の顔つきヤマメ
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ここではチビヤマメが喰いついた
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「ごみ、空かんは持ってけーるべぇ!!」
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大胆にグミノ滝へ近付いた
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山棲の往時を偲ばせる
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丸木橋を慎重に渡るキイくん
私は大胆に飛び跳ねて渡った
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春の香り、タラノメが盛りだ
これは採れず、写真に撮った
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過去の記録ですが、このブログにできるだけホームページ「山遊びの貯金箱」の記事を移行して残そう作戦敢行中





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タグ: 山釣り 奥秩父 岩魚



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